昨日、卒業パーティがあった。
卒業パーティの準備もほぼすべて自分たちでやらないといけなかった。食べ物やプログラム、デコレーション、会場づくりなど、すべて自分たち。役割分担のやりとりなどで最後の最後までごたごただった。ドイツのこの『自分たちのことはすべて自分たちでやって』というスタイルはシーンによっては本当に愛がないし、この3年間振り回され、もう呆れて何も言えない。
そんな感じで、はなっからやる気0%で向かったのだった。
教科書類をすべて返却すると、物理的にも心理的にも、身軽になった。
アウラと呼ばれる講堂のような所で、PIA3年生とその関係者が集まると、まず校長先生、PIA主任の先生のお言葉を頂戴する。その後、一人ひとり名前を呼ばれて前に出て、卒業証明書兼成績書が授与された。
手にした卒業証明書兼成績書はただの紙なのに、なぜかずっしりと重く感じた。
この3年間、誰もが色々な事を乗り越えてきた。誰にとっても、人生の中で厳しい道のりだったことは間違いない。
何度もストレスで顔がこわばり、笑えなくなってしまった私。この3年間を乗り越えた今、心の中に確かにあるのは【自信】だ。だから私は今、心から笑える。
先日学童の仕事中、子どもが私にふと言った。『カピバラって太陽みたいだね。』
学校というストレスを手放し、自信を手に入れた私はやっとこれから、人生を楽しめる。人生楽しくなってきた。
授与式の後、少し時間が空いて各クラスでプログラムがあったのだが、どうにもやる気がもたなかった。多分、Ausbildungやクラスは自分にとってはもう過ぎたこととして捉えているのだろう。
なのでお先に失礼した。うちの彼とお気に入りのビアガーデンに赴き、ビールで乾杯。
お互いをねぎらったのだった。
Ausbildung現役生としての記事は今回で最後になるが、まだ書きたい記事がたくさんあるので、おいおいそれらをアップしていく予定。
もうしばらくお付き合いください。
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コメント
Kapibaraさん卒業おめでとうございます!!
私も6月に無事卒業しました^^
Ausbildung中は常に課題、グループワークやプレゼン等のストレスがあったのでそんな学校生活から解放された嬉しさを毎日感じています。
まずは夏を満喫してゆっくり休んで秋くらいから幼稚園で働けたらなと思っています。
KapibaraさんはそのままHortで働く予定ですか?
Kapibaraさんもゆっくり休んで、素敵な夏を過ごしてくださいね。これからも記事楽しみにしています♪
ありがとうございます!そしてモモさんも卒業おめでとうございます~!!やってやりましたね。本当に大変な3年間でしたね(涙)
私もまったく同じで、学校がない喜びを感じると同時に学校がどれだけ自分にとって負担だったか実感しています。
実習していたHortにそのまま就職して、卒業パーティの次の日からすでにFachkraftとして働いています。
モモさんはまずPauseされるんですね~♪私も就職する前に1~2か月休みたかったのですが、職場が9月からFachkraftが必要とのことで、Pauseなしで働くことになりました。。
いつも応援ありがとうございます。お互いこの解放されて初めての夏を存分に楽しみましょうね♪