私が利用したのは‥
2024年12月 FRA-ICN (OZ542) ICN-NRT (OZ106)
2025年 1月 HND-ICN (OZ1777) ICN-FRA (OZ541)
今回は主に、ICN-NRT(OZ106) と ICN-FRA (OZ541) の感想を中心にお届けする。
運行:公式HPに多少難はあるが、定刻発着で乗り心地はとても良い
予約とチェックイン
今回はCheck24(ドイツの比較ポータルサイト)を利用して予約した。
ただし、アシアナ航空の公式サイトで予約を確認する際に不便を感じた。主な問題点は以下の通り:
- 画面表示の不具合(ログインしないと、席指定ができたりできなかったり)
- 韓国の電話番号が必要なアプリのダウンロード
プレミアムエコノミー(エコノミースマーティウム)を予約しようとしたが、システムの関係で断念。結果的にエコノミー席で満足できたため、大きな問題ではなかった。
使用機材・座席レビュー
今回利用した機材はA350(エアバス最新機)。特に以下のポイントが印象的だった:
- 座席配置:エコノミーは3-3-3の配置で、座席間隔にゆとりがあり、大柄な男性でも快適に過ごせる程広い。
- 設備:タッチパネル式の画面、USBポート、足元のコンセントが完備されており便利。
- 快適性:A350は騒音を大幅にカットし、気圧も抑えられ、14時間の長時間フライトでも疲れにくく、他の機材と比べても圧倒的に快適だった。
さらに、離陸15分後には国際電話とメールが利用できるという通知が画面に表示されるなど、機内サービスも充実。機内の乾燥は他の航空機同様に感じたが、全体的な快適性では群を抜いていた。
このA350の3-3-3列シートでは、追加料金140€でプレミアムエコノミーを予約する必要性を感じないほど満足のいく座席だった。
発着時間
私が搭乗したのは、年末年始の帰国ラッシュの始まりである12月18日。
フランクフルト発のFRA-ICN (OZ542)は、ハイシーズンで満席にもかかわらず定刻通りの発着。
帰りの便であるICN-FRA (OZ541)も、行きと同様に両便とも定刻通りで、非常にスムーズだった。
無料預け荷物
- 無料預け荷物:エコノミーは23kg×1個
- 重さの確認:行きも帰りも厳しいチェックはなし
- 超過荷物:帰りの羽田でチェックイン時にカウンターで申請、日本円で現金のみ支払い可能。大型スーツケースは1つ料金約22,000円
- 問題点:オンライン申請が私はできなかった
荷物はすべて、無事に目的地まで届いた。
超過荷物の料金についてはこちら: https://flyasiana.com/C/JP/JA/contents/excess-baggage
アシアナ航空日本語コールセンターはこちら:0570082555
客室乗務員
FRA-ICN (OZ542)、ICN-FRA (OZ541)のA350では12名の韓国人客室乗務員が乗務していた。
全員お美しく、とても親切な対応が印象的だった。
基本的に、東アジア人とみられる人には韓国語で話し掛け、明らかにそれ以外に見える人には英語で話しかけていた。
また、日本発着便では日本語を話す乗務員もいるため安心だ。
サービス:とても良い。特に機内食が最高!
アメニティ
長距離便(FRA-ICN、ICN-FRA)では、エコノミークラスでもアメニティが提供された。
灰色のポーチに以下のアイテムが入っている:
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- スリッパ
特にスリッパは長時間フライトで重宝させてもらった。ここ数年で乗った他社(ルフトハンザやオーストリア航空)では提供されなかったので、余計にありがたく感じた。
エンターテインメント
映画や音楽の選択肢が豊富で、特に韓国コンテンツが充実していた。
- 映画:新作、クラシック、アジア映画、韓国ドラマやバラエティ番組も視聴可能。
- 音楽:K-POPのラインナップが特に多め。
一方で、フライトカメラが装備されておらず、外の景色を楽しむことができなかったのは残念。
機内食とドリンク
アシアナ航空の機内食は充実しており、韓国料理やヨーロッパ風の選択肢が用意されていた。飲み物の種類も豊富で、食事が楽しみになるフライトだった。
ドリンクメニュー(※目視で確認)
- ソフトドリンク:水、コーラ、スプライト、オレンジジュース、緑茶
- アルコール:ビール(cass、kloud)、ワイン
- その他:エナジードリンク
離陸40分後に、待望の機内食が提供された。以下は食事の内容:
フランクフルトー仁川1回目(夕食):ビビンバが最高!!!
- 韓国風ビビンバ(牛肉)
- ヨーロッパ風ポークミール(豚肉)
この2種類から選択できた。もちろん私はビビンバを。陶器の丸いお皿に移して、コチュジャンとゴマ油をかけ、混ぜて食べるタイプだった。味は最&高!今まで食べた機内食で一番美味しかった。
フランクフルトー仁川2回目(朝食):オムレツもシンプルで良き。
- ヨーロッパ風オムレツ
- アジア風ごはんと鶏肉
私はオムレツをチョイス。シンプルながらも美味しい!毎食後、コーヒーと紅茶のサービスがある。
そして帰りの便の機内食はこんな感じ。
仁川ーフランクフルト1回目(夕食):プルコギサムパプが最高!!!
- プルコギサムパプ(牛肉)
- ヨーロッパ風チキン(写真なし)
私はプルコギサムパプを選択。白菜、春菊、エゴマの葉、ケールなど4種類の葉でご飯、プルコギやキムチを包んで食べる形式で、味・見た目ともに大満足。
テーブルがやや狭いのが気になったものの、韓国ビール「Kloud」とともに美味しくいただいた。
仁川ーフランクフルト2回目(朝食):コチュジャン味の白身魚
- ビーフ(写真なし)
- 韓国風味付けの魚料理
魚料理を選択。コチュジャンで甘辛く味付けされた魚が絶品!ご飯が足りなくなるほどの濃い味付だった。
仁川ーフランクフルト3回目(到着直前の軽食):ピザトースト
ふわふわと軽めのパン生地に、たっぷりとトマトソース、チーズ、たしかベーコンが載っていて、ボリュームたっぷり。これ以上ない美味しいピザトーストだった。
注意:ベジタリアンメニューはなさそうだったので、該当する人は注意。
機内ではベジタリアン向けのメニューが標準で提供されていない様子。事前にリクエストが必要。
フランクフルト発便で、近くの座席にいたドイツ人の乗客がベジタリアンメニューについて客室乗務員と話し合っている場面を目撃したが、手間がかかっているようだった。
自身の嗜好に合わせた食事が必要な場合は、必ず事前申請を。
消灯後
客室乗務員が定期的に機内を見回って、紙コップに注いだ水とオレンジジュースを配ってくれた。
もちろんギャレーに行けば、それ以外の飲み物やスナックもいただける。
搭乗した感想
今回のアシアナ航空(FRA-ICN: OZ542 / ICN-FRA: OZ541)のフライトは、過去に利用したオーストリア航空と比べて圧倒的に快適で、大満足の旅となった。
今回のフライトが快適だった理由は、機材とサービスにあるだろう。
- 最新機材「A350」:座席は3-3-3の広々とした配置で、気圧の軽減や騒音の抑制がしっかりされており、長距離フライトには最適だった。
- 美味しい機内食:韓国料理を中心とした食事がどれも美味しく、14時間のエコノミーフライトでも苦にならなかった。
アシアナ航空は「食べることが大好きな私」にとって、今後も利用したい航空会社となった。
▼仁川到着直前に、乗継便やターミナルについて確認できるのがとても良い。
▼乗り継ぎで利用した仁川国際空港には、とても開けていて明るい。休憩スペースが別にあって、横になって仮眠できたのがとてもありがたかった。トイレもそこら中にあり、まぁまぁ清潔。トイレ前の飲み水の質もいい方だった。
▼仁川ー東京便で出た、トラベルミール(軽食セット)はシンプルながらも楽しめる、良いメニューだった。
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