実はひっそりと、今週の月曜日から私のErzieherinになるためのAusbildungが始まっていた。PIA(Praxis Integrierte Ausbildung=学校での勉強と実習の半々で収入がある)というタイプのAusbildungで、これから3年間続く。
私のスケジュールは月火水と学校で座学、木金と実習先で働く。実習先は、Bufdiとして働いていた小学校。ありがたいことに、引き続き働かせてもらうことになった。
月曜日、学校の掲示板で自分のクラスを確認すると、私は1組だった。クラスメイトは20人くらい、生徒の年齢は17歳~46歳までで、平均年齢は23歳といったところか。驚いたのが、男性も多い。男女半々くらいなのだ。
去年すでにここの学校で勉強していた子たちのグループがあり、そこはとてもにぎやかだ。担任の先生が2人いて、時間割が配られ、時間割通りにクラス単位で授業を受ける。体育や英語、選択授業なんかもある!完全に日本の高校のような雰囲気…。久しぶりに学生に戻っただけで不思議な気分なのに、17歳の子とかがクラスメイトにいるなんて、なおさら不思議な気分だ。
気になっていた外国人のクラスメイトはというと、私の他に3人いた。なんと心強いことか…!!!私たちは光の速さで仲良くなった。(笑)
1日目は自己紹介、校舎探検、クラス写真を撮り終了ー。

2日目は、別の校舎での授業だった。自転車で10分くらいのところにあり、校舎は歴史的建造物で、中は校舎と思えないほど美しい。教室が4階で、階段の登り降りがなかなかキツく、みんなでゼーゼー言っている。
ガイダンスと名前を覚えるためのゲームをして、その日は終了ー。

3日目からいよいよ授業開始だ。スポーツの授業から始まった。更衣室でみんなで着替えて、体育館に集合する。←こんなことで学生感を感じてしまい、なんだか自分がここにいることがいまだに信じられない。
カラフルな円形の布を使って、ウオーミングアップと遊びをした。この布でどうやって子どもと遊ぶか、他にどんなアイデアがあるか、子どもにやらせるときにどんなところを注意すべきか、など学ぶ。
休憩中にクラスメイトとバレーボールをした。久々にやったのでかなり下手になっていたが、楽しい。すごくいい汗をかいた。
その後、宗教の授業があった。カトリック・プロテスタント・Etikという3種類から選択授業(信仰によって分けられる)で、カトリックとプロテスタント以外はEthikになった。私は消去法でもちろんEthik。クラスに意外と人が多くて驚いた。
Ethikが一体どんなものか私もまだよくわからないのだが、あまり面白そうなものではなさそうかも。

3日間を通じての感想はというと、良かった。やりたいことが明確で、それに向けて学校で学ぶとなると、今までとの気持ちの持ち方が全然違う。ドイツ語での授業や説明は難しい。聞き逃さないようにしなきゃといつも耳を尖らせて、集中を続けるのはしんどいし、わかっているつもりでも本当にそれが合っているのか自信がないこともある。
でも、BFDとして働いた経験があるおかげで、自分の足りない所が分かっている以上、吸収したい!という気持ちがとても大きいし、この3日学校の様子を見ている感じ、不要な事は学ばない、全部必要なことだという気がする。(Ethikは謎だが…)
明日からは小学校だ。Bufdiとはまた違った働き方になるのだろうか。ワクワクドキドキしている。
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