今回は、ドイツでも比較的簡単に楽しめる「タイダイ染め(バティック)」をご紹介。
カラフルな色を白いTシャツなどに振りかけて、偶然できる模様や色合いを楽しめるのが魅力だ!
必要な道具
- タイダイ染め用の色(水で薄めるタイプ)
- 染めたいもの(Tシャツ、靴下、バッグなど)
- 輪ゴム
- ビニール袋
- テーブルクロス
- エプロン
- 手袋(あれば)
工程の流れ
- 色水を準備し、作業台にテーブルクロスを敷く。エプロンと手袋を装着。
- 染めたいアイテムを軽く水で濡らす。
- 折ったり捻ったりして、ところどころ輪ゴムで縛る。
- 色水をかける。
- 染めたものをビニール袋に入れて、丸一日置く。
- 翌日、輪ゴムを外し、水でよくすすいで乾かす。
年齢別おすすめアイデア
低学年向け: 薄手のナップサックなど、小さめのアイテムがおすすめ。縛り方もシンプルに「ところどころ縛り」など、やりやすい方法で。
高学年向け: Tシャツやショートパンツなど、少し厚手で布の面積が多いアイテムにも挑戦OK。「サークル縛り」など、テクニックも一段階アップ!
とはいえ、器用な子や大人のサポートがあれば、低学年の子でもサークル縛りにチャレンジできちゃう!
染めるアイテムは、家から持参してもらってもよし、こちらで用意してもOK。
タイダイ染めのいいところは、アイテムが変わっても難易度があまり変わらないことだ。
失敗しがちなポイントと対策
「完成見本がない=失敗がない」!そんな自由なところがタイダイ染めの良さ。
染めるアイテムの素材にも、そこまで神経質になる必要はない。
実際にやってみて感じた注意点
- 全員分のアイテムを事前に用意しておく。
「家から持ってきてね~」と伝えても、当日忘れてしまう子が数人はいるので、予備があると安心!
- 縛り方のデモンストレーションをしておく
「ところどころ縛り」「サークル縛り」「ひだ縛り」などを実際に見せると、子どもたちもイメージしやすい。
- 輪ゴムの使い方を教える
最近の子は輪ゴムをあまり使わないので、縛り方が分からず困っている子が意外と多い!サポートできる体制を作っておくと◎
私が実際にやってみた例
- Tシャツ(綿100%)
ビーチバレーで汚れてきたお気に入りの白Tシャツを、サークル縛りでレインボーカラーに。かなりいい感じに仕上がって嬉しい。汚れてた場所もわからなくなった。
- 靴下(ポリエステル70%、綿20%などの混紡)
無印の新品靴下をひだ折り縛りで染めた。こちらもレインボーカラーに!
白い部分がほとんど残らなかったのは、素材の違いが影響してそうだ。
おわりに
タイダイ染めは、色を使って自由に楽しめる、子どもにもぴったりのアクティビティ。
偶然できる模様や、思いがけない色の混ざり方に、思わず「おお〜!」って声が出ちゃうかも。
折る向きや色のかけ方で、模様の出方ががらっと変わるのもおもしろいところ。
同じようにやっても、毎回違う仕上がりになるから、世界にひとつだけの模様ができあがるのだ。
これからの季節、Tシャツを着る日も増えてくる。
そんなときに、自分で染めた一枚を着て出かけたら、ちょっと気分が上がるかもしれない。
タイダイ染めは、子どもだけじゃなく、大人も楽しめるアクティビティ。
家族でやってもいいし、友だちと集まってわいわいやるのも楽しいはず。
ぜひ、自分だけの色と模様で、特別な一枚を作ってみてほしい。
#ドイツ #子どもと一緒に #アクティビティ #タイダイ染め #バティック #休暇 #学童 #幼稚園 #春
コメント