これはフライブルクでの例だけど、おそらくドイツ全土でそうだと思う。
私たちがドイツで本などを借りたい時には、市立中央図書館(Stadtbibliothek)の他に分館(Stadtteilbibliothek)、大学図書館(Uni Bibliothek)やメディアセンター(Medienzentrum)など、たくさんの選択肢がある。
Ausbildung中に学び使う、子ども用絵本や紙芝居。
実習先によっては、そういったものが充実している所としていない所がある。
子どもに読んであげたいとか、学校の課題で使いたい、そんな時には私たちは教育従事者専用貸し出しカードというものを利用して、上記の施設から無料で借りることができる。
市立図書館は、本館や分館など、場所によって置いている書籍の分野が違ったりするので、中央図書館で確認するといいだろう。
私はAusbildung1年目の頃、紙芝居を借りたくて中央図書館を訪ねたところ、全然置いていなかった。それまでろくに図書館を訪ねたことがなかった私は他の施設について全く知らなかったので、「自分で買うしかないのかな~」と思った。
その時司書さんに聞いてみると、とある分館が子どもや青少年向けのメディアが揃っていると教えてくれた。
行ってみると、雰囲気からして子ども~青少年用で、置いている本の数もすごかった。
そしてその本たちが新しいこと!
紙芝居の枠も貸し出ししている。(写真の奥の棚の上にある赤くて四角いのがそれ)
司書さんたちが、保育士のAusbildungの生徒なら、専用貸し出しカードが発行できるよと教えてくれた。
この書類に実習先からサインをもらい、提出する。(書類の提出は後で良いと言ってくれた)
すると黄色い専用貸し出しカードを発行してくれた。
一般人が市立図書館の貸し出しカードを作る際は15€くらい料金がかかる。でもこの専用貸し出しカードは無料なのが嬉しい。ちなみに期限は一年だ。期限が切れたらまた書類を提出すれば更新できる。
あと、先日メディアセンターに行ったクラスメイトが、『あそこはすごいよ』と言っていた。
彼は卒論で紙芝居について書くので、紙芝居について問い合わせて訪ねてみたところ、300種類ほどの紙芝居が置いてあったらしい。
あと日本の伝統的な木の三面開きの紙芝居枠も貸してもらったとか!
これは私もずっと欲しくて、でもドイツで手に入れる方法がわからなかったので諦めていたのだ!
メディアセンターにあるのか~。
ドイツには、色んなものが自分で買わなくていいようにちゃんと用意されているのに、あまりネット上に情報がないのが残念。だからここで共有しようと思った。
(Bufdisも借りれると思う‥書類のサインがあれば、要確認)
お住まいの街の図書館・分館・メディアセンターをチェック!
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画像出典:https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=2323081&word=%E7%B4%99%E8%8A%9D%E5%B1%85%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%A8%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1
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