Bufdisワークショップにて、やっとメンバーたちと知り合うことに

日記

我がBufdisメンバーは去年の9月から一緒の職場で働いている。もうすぐ一年が経ちそうだが、コロナのせいで完全に知り合う機会を失っていた。

密を避けるため、もう長い間小学校全体が青・緑・オレンジの3色でフロア分けられている。そうなるとフロア外の子どもや教諭陣とは全然会う機会がなかったので、同じフロアのミアとアナ以外のBufdisは名前しか知らなかった。

レストランやカフェなどの飲食店も去年の11月から先月までずっと閉まっていたし、人と会うときに人数制限があったりで、プライベートで会うことが難しかったが、ここ最近ワクチンが進み、感染者の数が落ち着いてきて、ロックダウンが緩和されてきた。

我々BFDの仕事があと1か月ちょいで終わるという今日この頃、子どもたちとの別れを想像して悲しくなってしまう今日この頃。フライブルクのPädagogische Hochschule(教育専門学校/通称:PH)の生徒さんたちが私らBufdis向けにワークショップを開いてくれた。

目的は主に、横のつながりを深めることと、この仕事の中でどんな経験をし、どんなことを学んだか振り返ること、また他のメンバーと体験を共有すること、自分の中の強みをもう一度確認すること。

Erwachsene Bildungと呼ばれる大人向けのセミナーは、二人でペアになって外に出たり、散歩しながら話したり、大人が退屈しないように、ストレスに感じないように工夫された内容になっている。コーヒーやケーキなんかも用意されていた。リラックスした雰囲気でやりたいという主催者側の空気を感じる。

 

さて、私のBufdis同僚メンバーはというと、合計10人。30歳の私は最年長から二番目で(長老からは免れてホッ)、ほとんどは17~23歳の若い子たちだ。みんな若いがしっかり自分の意見を話すし責任感のある、いい子たちである。みんな口をそろえて、仕事のモチベーションがあるし楽しいと言っていた。

興味深かったのは、経験の共有で他の子たちから聞いた話たち。ナオミは一年生の担当で、一年生ならでわのハプニング、そこからどうやっていい方向に持ってったか、色々話してくれた。

あともうひとつ、自分だけじゃないんだね~とみんなで言い合ったテーマがある。実際自分のクラスの主力教師・教諭と、あまり密に情報共有できていないということだ。どういうことかというと、例えば午前中、担当クラスの授業に補助で入る時、私たちBufdisは今日授業で何を学ぶか、どんな科目を学ぶのかもよく把握していない。だから、私たちはその場の対応をいつも迫られる。

しっかり把握していないと動けないとは言わないが、あらかじめ今日何をするか少しでも、輪郭だけでもわかっていれば、こちらも色々と準備ができるのにね。とみんな言っていた。

 

最後に、メンバー一人ひとりに向けて一言メッセージを書いて、ビンに入れる「長所のグラス」をした。(大体はポジティブなことを書く)

私たちはこのグラスを最後にもらい、解散となった。

このグラスに入っている小さなお手紙を、私はこれから一日1,2枚読んでいこうと思っている。

ようやく知り合えた喜びと、ワークショップを終えた達成感にあふれた私たちは、そのまま街にくりだしたのであった。

 

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