【職場が学童でラッキー】朝方は天気が悪くても、午後から良くなるフライブルク

フライブルク

私の出勤時間は、大体が11時から12時の間。

自転車で通勤しているので、天気はとても重要だ。

 

ここ数年ずっと思っていたことがある。フライブルクでは雨が降るとしたら朝方が多い。

だから、朝早く出勤しているクラスメイトは大変だなぁと。

一方、私が出勤する午後には、雨が止んでいることが多い。

何度心の中で「雨やんでる!ラッキー!」とガッツポーズをしただろうか。

些細なことのように思えるかもしれないが、子どもを相手に仕事をしていると天気はかなり重要だ。

 

まず、雨の中の通勤ほど憂鬱なものはない。

それを乗り越えて学童保育に到着すると、外で遊べない子どもたちが室内でエネルギーを発散しようとして、大騒ぎになっている。

いわゆる「カオス」だ。

 

私の職場の小学校では、ある程度雨が降っていると、子どもたちを校庭に出さない。

濡れて風邪をひかないようにするためだ。

幼稚園の場合、雨具を着せてでも外で遊ばせるところもあるだろう。

ただし、雨具の着脱を手伝うのは本当に大変そうだと、課外実習の幼稚園で思った。

学童保育では雨具の着脱の世話はないものの、室内で子どもたちの面倒を見ながら、響き渡る大音量の声を落ち着かせなければならない。

雨が続く日は、これが地味にしんどい。

 

とはいえ、フライブルクは晴れの日が多いことで有名な街だ。 雨が続くことはかなり稀で、10月に1〜2週間ほど雨が続くことがあるが、それ以外では少ない。

ドゥッセルドルフがあるノルトライン=ウェストファーレン州や、ベルリンのあるブランデンブルク州は、一年のほとんどが悪天候だと聞く。

そんな場所では到底暮らせないし、そんな土地で保育士さんは一体どうやって子ども相手に仕事をしているのだろう。

 

 

私はドイツの2月が一番嫌いだ。

ほぼ毎日天気が悪く、空は厚い雲に覆われてどんよりグレー。風邪やインフルエンザも流行し、体調を崩す人が続出する。自分が病気で休んだり、休んでいる同僚の分の仕事を引き受けたりと、何かと環境に振り回される時期でもある。

どんよりした空気に、いまいち調子が上がらない。

寒さにもだんだん嫌気がさしてきて、「冬、もーいいよ。」とつぶやきたくなる。

今年は一年を通じて天気が良い日が多く、2月も期待していたのだけど、やっぱり2月は2月だった。 2月になった途端、毎日天気が悪い。

ここを乗り越え、3月に近づけばだんだんと暖かくなってくるだろう。

ドイツの長い冬も、もう少しで終わろうとしている。

 

 

 

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