以前記事にも書いたが、私はドイツ語公式テストのB2証明書を持っていない。（以下『公式』略）
私がB2なしでAusbildungをしているのは異例らしく、よく皆に驚かれる。
おそらく、BFDとして1年半働いた経験と学校説明会の際、対面でいくつか質問したことがB2証明書の代わりになったのでは‥という推測も書いたけど、本当の理由や語学証明についての正しいルールはわからない。
Ausbildungも一年が過ぎB2なんぞ忘れかけていたつい先日、私は知り合いから聞いた話でキモが冷えた。
知り合いの友人Aさんは外国人。私の学校とは別の学校で保育士のPIA-Ausbildungをしている。入学時にAさんもB2証明書がなかったので、学校側から『在学中に取得するように』と言われた。Aさんはそれを忘れてついに卒業試験を受ける時期になってしまった。
それが、卒業試験の際にAさんは、B2証明書がないから試験を受けることができなかったらしい。
！！！！！
必死にAusbildungをして、最後B2を理由に卒業試験が受けられないなんて、悲しすぎる。知り合いはその心配をして私にこの話を教えてくれたのだった。
ただ、私とAさんの間には一つだけ決定的な違いがある。私の場合は学校入学時に『在学中にB2を取得するように』と言われていない。
もしかして、学校側が言い忘れたのか？本当は私もB2を取らないといけないのだろうか？
周りにも話してみたが、『念のため確認するべき』という人と『入学時に言われてないなら必要ないはず！』という意見に分かれた。下手に質問して、もし今までラッキーでスルーできてたのなら地雷かもだし…。
今更B2なんて受けたくない！私からすれば時間とお金の無駄だ。でも、もし私もAさんのように最後の試験を受けられなかったら？それこそ本当に最悪だ。この語学証明でのストレス。知っている人は分かってくれると思うけど、結構な心の負担だ。
そして先日、私はある程度の覚悟を決めて、学校の担当者に真実を聞きに行った。
経緯を話すと担当者の方は、私がB2なしでここにいる事に少々驚いていた。彼女の回答は以下の通り。
『B2というのはあくまで判断材料であって、Ausbildungを受けるドイツ語力があるかどうか？という点が重要。カピバラさんは他の材料で”ある”と判断されたのだと思う。だから、今からわざわざB2は取らなくて大丈夫なはず。』
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確認してやっぱりB2が必要ならまた連絡すると言っていたけど、今の所は音沙汰ない。このまま音沙汰ないことを祈る…！
聞いた話から考えると、まず応募書類でAusbildungを受ける程度のドイツ語力があるかチェックされる。B2の証明書があれば何も問題はない。B2もない、ドイツ語力を他に証明するものも特にない場合、学校側が語学力を測りかねるため『B2を取るように』と言ってくる。
でも、他にドイツ語力を証明できれば、B2をカバーできることもある。私の場合は推測通り、それがBFDとしての経験と、学校説明会での質疑応答だったのだろう。
あとは学校のキャパ数にもよるだろう。定員に達している場合は厳しい目でチェックされるし、達していない場合は緩くなる。
基本的にはB2を持っているに越したことは無い。だけど、B2がすべてではない。
私は何だかんだラッキーでここまで来たけど、おそらく今後ドイツで生きていく上でB2があった方が色々とスムーズに行くだろう。だから、いつかはB2取らなきゃなぁ～とは思っている。
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