先日うちの学童の2年生たちを映画館に連れて行ってあげた。
学期末遠足、一年頑張ったご褒美として‥。
この映画のテーマは色々とあげることが出来ると思うけど、一言でいえば『愛』だろう。
普通に楽しんでいた。ただもう少し後半にも笑いがあれば良かったかも
子どもたちの反応→1時間40分と決して短くはない尺なのに、割と集中して最後まで観ていた。
しかし終了後、特に「おもしろかった!」などの声はなし。女の子の方がちゃんと観ていた印象。数人の男の子たちからは「つまんない」
最初は笑える部分がかなり散りばめられていたけど、後半になるにつれて展開がロマンチックに、シリアスな場面もあり、笑いは減った。
この年の子どもたちは笑えるものが大好きなので、その点は少し物足りなかったのかもしれない。
色々な感情を理解するのは少し難しかったか
この物語はさまざまな形の愛を表したもの。
エンバーとウェイドのデートからはとてもロマンチックな展開なので、”デートのワクワク”や”親の期待に応えたい”などの複雑な心境を理解でき、それが刺さるのは小学4~5年生(11歳)以降かもな‥と思った。
個人的な推測になるが、火の家族のモデルになったのは、アラブ系移民(深い家族愛、両親が移住先で0から現在の生活基盤を作り上げた、亭主関白、占い、祈りのポーズ)で、主人公のエンバーは移民2世。
うちの一部の子どもたちはまさにエンバーと同じ、アラブ系移民2~3世なので、より感じるものがあると予想していたのだが‥。
もしかすると、”感情”を理解するにはまだ少し幼かったのかもしれない。
個人的な感想:誰にでも共感できる箇所がある。2回泣いた。
火の家族の深い家族愛が、とにかく尊い。
エンバーとウェイドの、色々な意味で”性質”が正反対な2人が、ともに困難を乗り越えていく姿は涙もの!
あと、火の家族の置かれている状況もかなり感じるところがあった。自分も現在ドイツで移民のような立場で暮らしていて、自然とエンバーたち火の家族に自分を重ねてしまった。
ラウヴによるテーマソング”Steal the show”がマッチしていてとても素敵!!イントロにアラビアンな要素を感じる。
私は不意にも2回泣いたと隣で観ていた同僚に言うと、「子どももいるしと思ってめっちゃ我慢したけど、カピバラが泣いたなら私も素直に泣けばよかった~笑」と言っていた。
ドイツ語の吹替:とてもしっくりきた
ドイツ語吹替版は素晴らしかった。
声と人物がしっくりくる感じで、多分プロの声優さんの仕事だろう。
ドイツ語も聞き取りやすくて、私でも字幕なしでほぼすべて理解できた。
ドイツ語勉強にもおすすめかも。
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画像出典:https://thecollision.org/elemental-christian-movie-review/
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