【ドイツで学童保育士】担任クラス2回目の保護者会に同席した話。

ドイツの学童保育

4月某日、職場の小学校では「保護者会ウィーク」だった。

ドイツでは一般的に、保護者会(クラスごとの保護者向けミーティング)はその週の間に各クラスで行われる。担任の先生が日程を決めて、保護者に連絡するスタイルだ。

そして私たち学童保育スタッフの多くは、担任クラスの保護者会に同席する。学童についての説明のため、最初の30分ほど時間をもらうのが一般的になっている。

 

そんな流れで、私と同僚は、木曜日に行われた自分の担当クラスの保護者会に参加し、最初の30分をいただいて、学童について説明を行った。

事前にハンドアウト(プリント)を用意し、説明内容もしっかり打ち合わせ済み。
個人的に大事だと思っていたのは、以下の3点:

  1. 幼稚園との違いについての説明
  2. これから夏に向けての注意点
  3. 宿題について

 

たとえば、学童では日焼け止めクリームは用意していない。子どもたちが自分で持参する必要があるし、私たちスタッフが塗ってあげる義務もない。これは親御さんにとっては、意外と知らないポイント。

また、水遊びについて。これから暑くなると子どもたちは、水筒の水をかけ合ったりして遊ぶようになる。服がびしょ濡れになることもよくある。着替えがない場合、親に連絡してお迎えをお願いしなければならないことも。
だから、「着替えは1セット、必ず学校に置いておいてくださいね」と伝えた。

 

そして一番大切なのは、宿題のこと。私たちは毎日、できる限り子どもたちに宿題を終わらせて、チェックもしている。でも、人手不足もあり、特に1年生では宿題の時間がなかなか大変。
完璧に終わっていないこともあるかもしれないので、最終チェックはご家庭でお願いします、と強調した。これがこの日の一番伝えたかったことだった。

 

他にもいろいろと説明をしたけれど、以前、初めての保護者会で自己紹介したときのような緊張感はなく、今回はとても落ち着いて話すことができた。

クラスの保護者の方々とももう顔なじみで、私に手を振ってくれたり、にこやかにうなずいてくれたり、なんとも和やかな雰囲気だった。

最後に、5月に予定している学童のイベント(保護者招待)の日程を決めて、終了。

 

帰り際、「ありがとう!」と声をかけてくださる保護者の方々もいて、内容的にも気持ち的にも、良い時間だったなと思っている。

 

一年生担任の今、PIA-Ausbildung時代のFremdpraktikumで経験したことが、とにかく活きている。

 

 

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