【日記】ドイツの眼鏡屋で眼鏡を作ったら大大大失敗!

日記

2020年に、近所の眼鏡屋で買った眼鏡が、かなり度が強いな~というのは感じていた。

仕事中に使っていると、夕方には目の奥が痛くなってくる。最初に慣らす時だけじゃなくて、ずっとそうだった。

作った後すぐに眼鏡屋に行って話せばよかったものの、コロナ禍だったこともあり、面倒くさかったのもあり、結局行かなかった。フレームとレンズで合計600€くらいしたんだけどな‥。

 

前回の一時帰国の際に、日本で眼鏡を作り直すことにした。やっぱり眼鏡は日本の行きつけの眼鏡屋さんで作った方がいい。ドイツ人は職人気質とか言うけど、日本の職人気質とは正直比べ物にならない。

 

日本の眼鏡屋さんで、ドイツで作った眼鏡を出して「この眼鏡の度がきつくてかけてられないので、新しいのを作りたいんです。」と話すと、店長さんはそのドイツの眼鏡を計測器で計った。

その眼鏡の度が、想像を超える値だった。

私の視力 右-4.5 左-4.7

ドイツの眼鏡 右-5.5 左-5.25

素人が眼鏡を作ったのではないかと疑いたくなるくらい、雑じゃないか。

これじゃ頭痛くなるに決まってる、目にも悪い!

 

しかも、店長さんによると、私は7年前に眼鏡を作った時から視力は変わっていなくて、乱視だけ1段階悪くなったらしい。

「乱視を一段階上げた眼鏡を作ろうか。」

新しく出来上がった眼鏡は初めてかけた時からまったく違和感がなく、目になじんでいた。

こうして私は自分の眼に本当に合った眼鏡を手に入れたのだった。店長さんにはるばる会いに行って良かった~。

 

ドイツに戻ってきてから、その眼鏡の鼻に掛ける部分がひん曲がってしまった事があって、例の眼鏡屋に修理してもらいに行った。

その時に、昔作った度がありえないくらいキツイ眼鏡も持って行って、いきさつを話し、相手の出方を伺った。

担当者は変わっていて、その人も計測器で計って難しい顔をした後、奥に引っ込んでいった。

数分後戻ってきたら「申し訳ない、この度は確かに強すぎますね。当時の担当者はもういなくて、どうしてこうなったのか聞けないのです。私たちが出来るのは、正しい度のレンズを1枚の価格で2枚作ることはできます。それが私が先ほど上司と話した結論です。」

やっぱり無料で交換ってわけにはいかないよね~。

※ちなみに鼻の部分の修理は快く応じてくれた。

 

ドイツの眼鏡屋が全部悪いと言いたいわけじゃない。多分、当時の担当者がハズレだったのだろう。

でも私はFielmannとかの即席眼鏡屋とかじゃない、普通の街の眼鏡屋で作った。眼鏡の値段も安くなかった。

ドイツクオリティって、結局何なんだろう?と思ってしまう。

 

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