ADHDやADDなどの注意欠如・多動症を持っている人も、そうでない人も関係なく、最近じわじわと広がってきているおもちゃがある。
それが「フィジットトイ」だ。
落ち着かないときや手持ち無沙汰なときに触ることで、エネルギーの発散を助けてくれたり、気持ちを落ち着けたりしてくれるアイテムである。
ここ最近子どもたちがよく持っているのを見かけるようになったのが「フィジットキューブ」。
サイコロ型で、押したり回したりとさまざまな仕掛けがあり、いろいろな動作を楽しめる。
そのほか、ゲーム好きの子にはゲーム型のデザインも人気だ。
インフィニティキューブのように、永遠に畳んで開けるものもある。

私はクラスの落ち着かない子ども用にいくつか購入してみた。新学期、宿題の時間などに試しに渡してみようと思っている。
また、くしゃっと丸めたり元に戻したりできるリングもあり、色々試した中で私は個人的にこれが一番落ち着くと感じた。

私がフィジットトイを初めて知ったのは、Ausbildungのクラスメイトが授業中に触っていたときのことだった。
彼女が持っていたのは、2つのキーホルダーリングがチェーンで繋がっていて、永遠に回し続けられる仕組みのもの。手のひらにすっぽり収まるサイズで、音も出ないので静かな場所に最適だという。
「授業中ってなんだか落ち着かないから、これを触るんだ」と彼女は言っていた。
「サイエンスショップで買ったよ」と聞いて私も行ってみると、他にもいろいろな種類が並んでいた。
そこで私は、カチャカチャとプラスチックが当たる音が楽しいおもちゃと、スクイーズボールを購入。スクイーズボールは感触が気持ちよく、かなり握ってストレス発散できたが、そのうち壊れてしまった。

プラスチックの方は、12個の球体がゴムで繋がっているもので、片手でも両手でも遊べ、マッサージのような感覚と音を楽しめる。
フィジットトイの種類は数えきれないほどあり、試してみると「良さが全然わからない」と思うものもあれば、「あ、これだ!」という出会いもある。
不安なときや気を紛らわせたいときに、ネックレスをいじるだけで少し心が軽くなる――そんな経験をしたことがある人もいるのではないだろうか。
フィジットトイは、ただの「おもちゃ」というより、ちょっとした“落ち着きアイテム”。
人によって合う・合わないはあるが、お気に入りを見つけられると毎日が少しラクになるのでおすすめだ。
ちなみに、子どもに持たせる場合は「持ち紐が付いている、または付けられるもの」がおすすめ。これがあるだけで、なくしてしまうまでの時間がだいぶ長くなる。




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