今回の記事は、2024年6月に書きかけだった原稿をまとめた記事になります。
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2024年6月25日、待ちに待った映画『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がついにドイツで上映開始ー!!!
ただ、この週はAusbildungの卒業試験やビーチバレーの試合で忙しく、上映開始の最初の1週間がとても重要だったことをすっかり忘れていた。フライブルクでは、日本語オリジナル+ドイツ語字幕の上映は最初の1週間だけということが多いのだ。
この上映スケジュールには正直、不満がある。これは単なるマイナー作品ではなく、多くのファンが待ち望んでいた映画だ。それなのに、たった1つの映画館で、しかも1週間のうち数日だけ日本語オリジナル版が上映されるなんて…。
客入りも決して悪くなかったはずだ。レビューでは8点以上の評価を目にしたし、予約しようとしたときには席がかなり埋まっていた。
ハイキュー!!が、どれだけドイツで有名かご存知だろうか。
私がプレーするビーチバレーのグループでは、ハイキューはもはや常識で、知らない人などいない。しかもドイツではバレーボール人口はそこそこ多いはずなので、ハイキューを観ている人は多いと推測する。
2週目になり、一緒に観に行く予定だった友人に伝えると…
『えー、日本語オリジナルもう終わっちゃったの?!ドイツ語吹替かぁ~…いや~別にいいんだけどさ、やっぱりオリジナルが観たかったよね。』
やはり、日本語が分からない人でもオリジナルのほうが良いと感じるようだ。
私も正直ドイツ語吹替は気が進まない。そうこうしているうちに2週間が過ぎ、フライブルクでの上映は終了してしまった。
それからずっと、まだ上映している近隣都市まで観に行こうかと考えた。例えばスイスのバーゼルやシャフハウゼンでは公開から1か月後もまだ上映していたのだ。
フライブルクとの差はどこから来るのだろう?
日本のアニメ映画の上映期間が短いのは、人気がないからではない。おそらく、映画館のキャパシティや、上映の優先順位が低いことが影響しているのだろう。
あと個人的に大きい理由として考えられることがある。
フライブルクは学生の街。お金のない学生たちには、映画のチケットは少し高い。というのも、チケットが15€(=2,400円)ほどするのだ。
そのため、映画を観に行くのをガマンしてアニメのサブスク配信を待つ人も多いのかもしれない。
でも、『映画ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は是が非でも日本語オリジナルで、劇場で観たかった。。
ちなみに、この「フライブルクがアニメ映画を2週間しか上映しない問題」は、ハイキューだけでなく一般的に他のアニメ映画でも言えることだ。
もちろん、ドイツの地方都市にいながら日本映画を観られることには感謝している。けれど、もう少し長く、頻繁に上映してくれてもいいのではないかと思う。
結局観る機会を完全に逃した私は、先日日本に一時帰国した際にDVDを購入した。
その後気が付いた。私DVD観る機械持ってない…!!!
そして今気が付いた。アニメサブスクのCrunchyrollで、ゴミ捨て場の決戦、去年の11月から配信されとるやないかい!!!
DVDへの投資は「愛すべき原作者、映画製作陣への感謝の気持ちを示す課金」としよう。
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