【子どもと一緒に】オーブンで焼くねんど『ポリマークレイ』でビーズやアクセサリーを作ろう!

子どもと一緒に

オーブンねんどとも呼ばれる、ポリマークレイ。

ステッドラー社のFimoという商品が一番有名である。

 

今回、休暇学童で13年生の子どもたちと一緒に作ってみた。

経験をもとに、自分の覚書として注意点などを紹介したい。

 

必要な道具・材料

  • ポリマークレイ(Fimo Soft推奨)
  • カッター(粘土を切る)
  • 丸棒(こねたり平らにする)
  • スタンプ(模様をつける)
  • 竹串やストロー(ビーズの穴あけ用)
  • オーブン(焼成用)
  • ワセリン(かたいクレイをやわらかくするために使う)

 

工程の流れ

クレイをこねる →  形を作る →  穴を開ける(必要なら) →  焼く →  冷まして仕上げる

 

年齢別のおすすめ作品

  • 1~2年生:簡単な形のチャーム、平たいプレート型のアクセサリー
  • 3年生以上:ビーズ、指輪、ピアスなど

 

失敗しがちなポイントと対策

粘土が硬すぎる → 手で温めながらこねるか、少しカットしてからこね始める、ごく少量のワセリンを付けて捏ねる

ビーズの穴がふさがる → 竹串を使って穴を開けた後、オーブンに入れる前にもう一度確認

焼きすぎて焦げる → 温度管理をしっかりし、クッキングシートの上で焼く

 

経験からの注意点

子どもたちのやりたいこと

プロジェクトは『フィモでビーズを作ろう!』だったが、子どもたちは指輪、ネックレスチャームなど別のアクセサリーをまず作りたがった。やはりビーズのような「部分」よりも、一目でアクセサリーと分かる指輪のようなものの方がイメージがしやすいのだろう。

ビーズに限定せず、オープンにしておくと良かったかもしれない。「アクセサリーを作ろう!」みたいな。

 

ビーズづくりは上級生向き

ビーズ作りは1年生には難しそうだった。というのも穴をあけるのが少しテクニックがいるからだ。

 

ポリマークレイの種類に注意

今回同僚が用意したのは『Fimo Professional』だったが、これがかなり硬かった。

切り分けた後、大人がだいぶこねてほぐしてあげないと子どもたちは次のステップへ進めなかったため、かなり時間を食ってしまった。→子どもとやる時は『Fimo Soft』を使うべし

 

工作はいつも「Beispiel」を用意すべし

実物のサンプルを見せると、子どもたちも視覚的にイメージしやすく、アイデアが湧きやすい。これはすべての工作アクティビティに言えることだ。

 

焼く時間・冷ます時間

焼く時間が30分、冷ます時間が510分だとして、45分かかることを考慮しておく。

今回かかったのはトータルで約2時間。こねるのに時間がかかったのもあるが、子どもたちはなかなか集中して創作活動にいそしんでいた。

 

作品例

地球ビーズ

写真ぼけてる~。。。

子どもたちの作品からアイデアをもらい、私がつくったこの地球ビーズ。

青、緑、白をこまかくしたものを丸めるだけと簡単。子どもたちからも評判で、いくつか一緒に作った。

 

細かいカスを集めて作ったカラフルマーブルビーズ

子どもたちの創作活動から出たカスを集めて丸めたビーズがこちら。色んな色が混ざって、個人的にかなり気に入っている。

 

おわりに

単色で作るもよし、色を混ぜるのはもっと良し!

 

クレイのいいところは、色が綺麗にマーブル状になることだ。

捏ね続ければ完全に色も混ざるし、適度に混ぜれば綺麗なマーブルになる。

オーブンで焼いた後の縮みも見た感じではわからない程度だ。

 

ねんど遊びとはまた違った楽しみ方、ぜひ試してみてほしい。

 

 

画像出典:https://www.staedtler.com/intl/en/products/fimo-modelling-clay-accessories/fimo-soft/fimo-soft-8023-c-oven-bake-modelling-clay-8023-c12-1/

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