フリクションのペンがドイツにも売っているのは、在住日本人の方には結構知られていると思う。
ただ、太い!1㎜くらいあるので、太すぎて普段書きにはちょっと難しい。
その青インキ版は小学生にも使われている。私が昔担当していたクラスの子どもたちは3年生になった時に担任の先生からフリクションの使用を許可されて、みーんな使い始めた。ペン先が太いから字を練習するのに書きやすいのだと思う。子どもたちからは大人気だ。(4年生で万年筆の授業があり、そこからはフリクション派か万年筆派か、好みが分かれるのだけど…)
うちのクラスの子どもで、大の日本好きのとある男の子は、よくペンを分解してはインクに書いてあるJAPANという文字を「カピバラ見てみて~」と私に見せるのだった。(かわいい)
私は個人的にドイツに売ってるあのペリカン社の、持ち手が太い蛍光ペンが嫌いで(インクが濃くて裏写りがひどいから)、ドイツで文房具を買う際蛍光ペンは完全ノーマークだった。
Ausbildungで使う機会が増えるだろうと、去年の一時帰国の際、実家にあったフリクションの蛍光ペンを数本ドイツに持って帰ってきたのだけど、すでに使いかけだったからかインクがすぐになくなってしまい、結局早々にドイツのドラッグストアに買いに行く羽目に。
すると売り場でフリクションの蛍光ペンがあるじゃないか!しかも通常の4色以外に、パステルカラーもある。
しかもこれ、フリクションライトというシリーズで、色味がマイルドなのだ。知らなかったのだけど、使ってみるとすごく良い。蛍光ペンのとげとげしい色味が抜けて、目に優しい感じがする。ペン本体は相変わらずなんか強そうなデザインだけど…笑
パステルカラーの方は、本体の模様がシルバーで描かれている。紫は書いてみると色味が薄い気もするが、色のバリエーションが欲しいときにはあるとやはり嬉しい。
フライブルクで一番大きいミュラーにあった色全部買ってきた。(全色揃わない感じがフライブルクっぽいね~。)
このフリクションライトのマイルドな色味が好きで、蛍光ペンを使う機会が増えた気がする。文房具はドイツにも良い物があるけど、私はやっぱり日本の文房具の方が使いやすいと感じる。これからドイツでフリクションライトを調達できると知れただけで一時帰国買い物リストが減るからよかった。
もちろんちゃんとラバーで擦れば消えるよ。
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