【ドイツ】給料明細が要チェックな訳:仕事を始めた時、契約を更新した時などは特に間違えている可能性あり。税金クラスを間違えられて面倒食わされた件

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つい先月、12月中旬のこと。師走のくそ忙しい中、私はFinanzamt(金融省)から『1月15日までに2022年分のSteuererklärungを提出しなさい』という内容の手紙をもらった。

Azubiは本来ならSteuererklärungをする必要も、する意味もない。なぜなら給料が安いし税金をそこまで払っていないからだ。

なぜ私の所にこの手紙が来たかと言うと、私の職場の事務所のミスが原因だった。

過去に税金クラスを間違えられた

ドイツには税金クラスなるものがあり、1~6までに分けられていて、クラスにより税金控除率が異なる。

ちなみに独身は1になる。私も1のはずなのだが、事務所が過去に私の税金クラスを6に設定するというミスを犯していた。6は仕事を掛け持ちしている人のクラスで、税金控除率が1より多い。

なので、私は気が付くまで税金を本来払う額よりも多く払っていたのだった。

税金クラスについて詳しく載っているサイト:https://www.smartsteuer.de/online/steuerwissen/steuerklassen/

間違いに気が付いた後

私がそれに気が付いたのが、6になってから5か月も後のことだった。

金融省に行って見てもらうと、簡単な手続きを経て過払いの税金は口座に振り込まれた。

どうやたBFDからAzubiに契約を切り替えた際、手違いで税金クラスまで変えられてしまったらしい。

正直、こんなミスをする事務所って大丈夫?と思ってしまう。日本で働いていた時は、総務部の人はしっかりしていたので、そんなことは一度もなかった。これもドイツだから起こりえることなのだろう。ミスをしても事務所は事後処理をしてくれない。私は自分で金融省のアポを取り、自分の時間を使って赴き、説明し、手続きをしないといけない。まったく、こんなに忙しいのに!!

みなさん、ドイツで仕事を始めた時、契約を切り替えた時など、給料明細は隅々までチェックした方が自分のためです…。

税金クラスの間違いのせいで、手紙が来た

間違いも訂正し、過払い分は取り戻し、一件落着…ではなかった。

忘れかけていた去年の12月に、冒頭の手紙をもらったのだ。なぜなら、訂正はしたけど金融省のデータ上では記録として残っていたから。

結局、金融省に赴き事情を説明すると、簡単な書類を書くだけで、あとは何もしなくて大丈夫ということが判明して、一安心したのだった。

実は他にももっと重大なミスがあった…

この時私は気が付いていなかった、給料明細にもっとやばいミスがあることを!

そのことについては別の記事で書きたいと思っている。

 

ドイツの事務所は信用ならんから、自分の税金クラスはあらかじめ知っておいて、給料明細は隅々までチェックするべし。

 

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