楽しい一時帰国を終えてドイツに戻ったものの、帰国早々風邪をひいてしまった。
寝込んでいると、ちょうど隣人のドイツ人おばあちゃんから電話があり、「カピバラ、風邪ひいてる?」とすぐバレてしまった。
そして、「これがよく効くから使ってみなさい!」とくれたのが、今回紹介する2つのアイテムだ。
Erkältungstee(風邪茶)
この風邪茶は、いろいろなメーカーから出ていて、スーパーやドラッグストアで簡単に手に入る薬用ハーブティーだ。おばあちゃん曰く、「朝昼晩、一日3回飲むのが大事」とのことだった。

原材料
もらったdmの風邪茶の原材料は以下の通り。
- ニワトコの花(Holunderblüten): 30% 発汗作用があって、体を温めるのに効果的。
- タイム(Thymian): 20% 抗菌作用が期待できるハーブ。
- 柳の樹皮(Weidenrinde): 20% 炎症を抑える働きがあるらしい。
- 八角(Anis): 5% 消化を助けるハーブだそう。
- ブラックベリーの葉(Brombeerblätter): 5% 体調を整える効果があるとのこと。
- その他: ビター・フェンネル、ローズヒップ、ワイルドタイム、甘草の根(各5%)
作り方
ティーパックをポットに入れ、お湯を注いで10分蒸らすだけで完成。

味と感想
飲んでみると、まずタイムの香りがかなり強烈で驚いた。詰まった鼻を抜けるようなスーッとした香りで、まさに「薬茶」という味わい。
個人的に八角の味が苦手だが、特に感じなかった。フェンネルの味は少しする。正直なところ、日本人には少し飲みにくいかもしれない。
けれども、飲み慣れると「効いてる感じ」がして、ゴクゴク飲めるようになった。飲むと体もポカポカする(当たり前だが)。
さらに面白いのは、このdmの風邪茶がティーパック1つ1つプラスチック包装されている点だ。これなら、ドイツでありがちな「ティーパックに虫が湧いていた!」というトラブルも防げるので、買い置きしておいても安心。

Nasivin Nasenspray(ナシビン鼻スプレー)
次に紹介するのは、ドイツの薬局で処方箋なしに買えるナシビン鼻スプレーだ。
使用感と効果
鼻が完全に詰まった状態でスプレーをひと吹きすると、なんとすぐに鼻腔が開通!詰まりが嘘のようにスッキリする。この即効性には本当に驚かされた。今まで使ったどの薬よりも早く効果を感じられる鼻スプレーだった。
注意点
- 価格: 7.6ユーロ(約1,100円)。処方箋なしで買える薬としては高くない。
- 使用期限: 2027年5月まで。長期間保存が可能なので、買い置きしておくのにちょうどいい
- 使用期間: 一週間以上続けて使用してはいけないらしい。やはり強い薬なのだろう。
まとめ
今回、隣人のおばあちゃんに教えてもらった「Erkältungstee」と「Nasivin Nasenspray」を紹介した。
どちらもドイツらしい商品で、風邪をひいたときに頼りになるアイテムだ。
次に風邪をひいたときのために、どちらも買い置きしておこうと思う。
#風邪 #風邪対策 #ドイツ #ドイツ生活 #ハーブティー #健康管理 #薬用ハーブ #Erkältungstee #Nasivin #風邪茶 #鼻スプレー #ドイツのおすすめ #一時帰国あるある #ドイツのおばあちゃん #ドイツの薬事情 #寒い冬の必需品 #海外暮らしのヒント
コメント