【日記】BFDの同僚が同志になる

Bundesfreiwilligendienst(BFD)

昨日は一日中雨だったので、学童保育は校舎内で出来ることに限られた。

なるべく外に連れ出して遊ばせて、エネルギーを発散させたいところなのだが…。

 

チームの同僚で主力のカロは、私が到着した時すでに準備を済ませていた。

「体育館を予約しておいたけど、今日はアイロンビーズを用意したから、それを最初にやろう。その後は様子を見ながらフレキシブルに進めていこう。今日はこっち側も十分人数いるからね。」

私が、今日折り紙持ってるから、それも選択肢に入れられるよ。と言ったところ、いいね!すっごく助かる。と笑顔で言った。

アイロンビーズはドイツの子どもたちも大好き。一時間くらい余裕で集中してできるので、もってこいだった。

子どもたちに隣に座って、と言われ、私も久しぶりにやってみるか!と始めたところ楽しくてつい熱中して、たっぷり一時間かけて自分の作品を作ってしまった。笑

 

ある日のお弁当(笑)

廊下で同僚のミアと会った。彼女は20歳位のドイツ人で、私と同じくBudisとして働いている。(20歳だからFSJ)

彼女は、フライブルクにある俳優・女優学校に入学したくて、それまでの間を埋める感じで今小学校で働いてる。ただ、倍率がとんでもなく高く、5人しか入れないところに1000人くらい応募があるらしい。だから、どうかな…。と以前話していた。その件はどうなった?と聞くと、彼女は言った。

 

「あ、そうだった…実はまだ応募していないんだ。なんかね、子どもたちと仕事するのがすごく楽しくて、Sonderpädagogikを大学で学ぼうかなと思っててね。」

Sonderpädagogikとは、障がい者など助けの必要な人たちの学習を支援する教育分野。

「女優学校の方も、完全にあきらめたわけじゃないんだけど、今はとにかく子どもたちと一緒に仕事するのが楽しくて…。だから、両方視野に入れて考えていこうかな。」

とてもいいと思った。ミアはまだ来て日が浅いのに、子どもたちからめちゃくちゃ人気で、私も好きな同僚。本当に彼女にピッタリだと思った。

私は「プランAとBを持っておくのは本当にいいし、ミアは子どもたちから大人気で、この仕事本当に合ってると思うよ。めっちゃ素敵!」とこちらも興奮気味になってしまった。

ミアはめちゃめちゃ笑顔で、「ありがとう!!」と胸に手を当てながら言った。

 

こうして、穴埋めにとりあえずBFD(FSJ)を始めてみたけど、それが予想以上に楽しくて、自分に合ってる!と、自分の新しい目標を見つけるきっかけになったのは私だけじゃないのだ。

 

同志ができた気持ちになり、なんだか嬉しかった。

 

 

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