眼は本当に大事だから、コンタクトレンズが原因で目の調子が良くなくなるのは避けたい。
私はドイツに来たばかりの頃、コンタクトレンズの買い方がわからずドラッグストアで手軽に購入できる悪品質オリジナル商品を使い、角膜に傷をつけてしまったことがある。
今は自分の眼に合うコンタクトレンズを知り、お陰様で快適に過ごしている。でもそこにたどり着くまで長かった。。
私がどうやって自分に合うコンタクトレンズに出会えたかをここで紹介したい。
ドイツでのコンタクトレンズ購入方法とおススメ
すでにご存じかもしれないが、一応書いておこう。
- Optiker(眼鏡屋で、かつKontaktlinsenの表記がある所)
- 通販
- dmなどのドラッグストアで売ってるオリジナル
この順番は、おススメの順番でもある。
ドイツのOptikerでは、医療的な診察はできないものの、専用機械で眼の大体の健康状態やスペックを詳細にチェックしてもらうことができる。それによって自分の眼の形に本当に合うコンタクトレンズを知ることができる。
日本では矯正度数とベースカーブの2点で選ぶことが多いが、それに加えてドイツでは直径も重視する。あとは乱視もしっかりチェックされる。
自分のスペックを知ってから、その条件をすべて満たしたコンタクト(=自分の眼の形に本当に合う)を見つけようとすると、意外と少なかったりすることに気がつく。
Optikerはどこでもコンタクトを扱っているわけではない

Kontaktlinsen と表記のあるOptiker を見つけたら、Beratungstermin (相談予約)を取ろう。
Beratungstermin ですること

健康状態をチェック
Optikerは医者ではないので診断はできないが、角膜(表面)の健康状態のチェックはできる。コンタクトレンズを販売していい目の状態か判断される。
度数などのチェック
上記のように、SPH(矯正度数)、BC(ベースカーブ)、DIA(黒目の直径)、CYL(乱視)をチェックする。
その他、使用頻度や好みの質感など踏まえて、おススメのコンタクトレンズをいくつか提案される。
試着し、その場で気に入ったものを数日分お試しでもらう。
私がおすすめされたレンズはこれ

Biotrue oneday für Astigmatism / Bausch+Lomb
これを数日試して購入を決めた。結論から言うと、今のところ大満足だ。
私は乱視があることはすでに自覚していたが、今回Optikerでの検査で両目の度数が若干違うこと、黒目の直径が平均の日本人より少し大きいこともわかった。それをふまえて提案してもらったこのレンズは、水分含有率も高く、つけ心地が抜群で、一日の終わりも違和感が少ない。
自分に合うレンズの種類がわかったら、その後の購入の仕方は自分次第
お試しレンズが気に入ったので、そのままOptikerで本注文をした。両目30日分で50€だった。Beratungsterminの後に本注文をすると、Beratungstermin料金50€も一緒に支払う。注文しなくてももちろん大丈夫。(Beratungsterminの料金は、Optikerによって異なる)
少し割高感はあったので、その後は友人におススメされたネット通販で購入している。https://www.321linsen.de/
ちなみにドイツでは…
- ドイツでは、視力矯正度数が+-6.25 以上だと、健康保険が適用される。
- 18歳未満の子供にも、健康保険が適用される。
- 私の知り合いのドイツ人で、Steuererklärung でコンタクトレンズを仕事に必要不可欠なものと申請して無事審査に通過し、コンタクトレンズ代金をまるまる戻してもらった人がいる。
- 2023年から、コンタクトレンズにも健康保険が適用されるようになった。
まとめ

- コンタクトレンズを扱っているOptikerで、自分の眼のスペックを詳細にチェックしてもらう。
- それをもとに、本当に自分の眼に合うコンタクトレンズの種類を知る。
- 矯正度数や子どもの年齢によって健康保険が適用される。
フライブルクでおすすめのコンタクトレンズを扱うOptiker
・Schwär Brillen Kontaktlinsen, Heinrich-Heine-Str. 18 a, 79117 Freiburg
オフィシャルHP: http://schwaer-brillen.de/geschaeft-1.php
リッテンヴァイラー方面にある、家族経営のこぢんまりとしたオシャレで人気のOptiker。私が眼鏡を作るために訪れた全然別のOptikerで、コンタクトレンズのことについて相談したところ、おススメされたのがここ。
担当者はコンタクトレンズのスペシャリストで、フレンドリー・親切丁寧に相談に乗ってくれる。検査機械は日本のタカギ社のものを愛用している。ご兄弟が眼鏡の会社に勤めていて、日本の吉祥寺店に勤めていたこともあるのだとか。
ちなみにフライブルクでは眼科医不足が結構深刻で、新規の患者は受け付けていないと言われることが多く、仮に受け付けてもらえたとしても数か月~1年先なんてことも。要注意だ。
#ドイツ #コンタクトレンズ #どうやって買う? #おススメ #フライブルク
コメント