【日記】休暇学童中の職場にケーキの差し入れしたら、メモ書きのドイツ語を子どもに訂正された。

ドイツの学童保育

先週末、うちの彼の誕生日祝いで、ホールケーキが3つあった我が家は、その中でずっしり重いチーズケーキを、職場に寄付することにした。

給湯室的な部屋に置き、『Bedient euch Käsekuchen!(チーズケーキ食べてね!)』と書いたメモを添えておいた。

ケーキを流し台に置いただけで、皿もナイフも何も用意しなかった。後は勝手にやってくれるだろう。ドイツはそういう面でとても楽だ。

ケーキの写真を撮って、休暇学童チームチャットへポストしリマインド。メモに書いたのとほぼ同じ文を送った。

一応口頭でも数人の同僚に伝えると、『ま~じ~で!ありがとーーーーー!!!ハグ』と、みんな大喜び。ケーキは人を幸せにするねぇ。

午後16時頃、帰る前に子どもたちと用があって給湯室に来た時には、ほとんどなくなっていた。

 

 

すると一緒に来た子どもたちが早速ケーキを見つけて、私のメモ書きを読み上げた。

子どもN『”Bedient euch Käsekuchen! LG Kapibara” だって!え、これカピバラが持ってきたの?食べたい!!!』

子どもK『”Bedient euch Käsekuchen” って…クスクス』

私『あれ、私間違えてた?正しくは何て言ったらいいの?』

子どもNK『”Bedient euch an Käsekuchen” だよ。直しとくね!』

私『へー、そうなんだ!そうしてくれると助かる。ありがと~』

 

正直、たいした間違いではない。

普段子どもたちは、私が間違ったドイツ語を話そうが、意味を汲み取ってくれ、それに関しては何も言わない。

でも、たまに子どもに『カピバラは他に何語話すの?』と聞かれた時は、内心”私の今のドイツ語変だったかな…”とか考えている。

でも基本的に昔から、子どもが私のドイツ語を訂正してくれたり、探してる言葉を当ててくれたり、言葉の面で助けてもらったら普通に『ありがとう』と言うようにしている。

 

 

一番最初にBFDとしてうちの実習先で仕事を始めた時は今と比べたらまだ全然ドイツ語が話せなかった。その時はもう一番最初に正直に、『私にとってRとLの発音はすごく難しいんだ。あとPFの発音も、日本語にないから苦手なんだ。』と子どもたちに言った。

すると『じゃあカピバラ、Wasserpferd(タツノオトシゴ)って言ってみて!』とか、色々と言われたけど、そういうのは自分も笑いながらやった。

後々、その子たちとはとても深く理解し合え、かなりよい関係を築くことができた。

多分あの時に、大人をバカにするな!と憤慨していたら、絶対に仲良くなれなかったと思う。

 

私は何となく、直感で人の悪意とかを感じるタイプなのだけど、子どもたちとの間にはそれをほとんど感じない。彼らに悪意はないのだと思う。だから何か指摘されたりしても、笑って返したり、逆にありがたいと受け取るようにしている。

そういったことからか、私はドイツ語面で嫌な思いをしたことはない。逆に大人の方が失礼な時があるくらいだ。(いやこれ本当に)

 

ドイツで生まれたわけじゃないんだから、ドイツ語が完璧じゃないのは仕方ない。

私はこれからも、このスタンスで子どもと接していくと思う。

 

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