日本で働いてたときは、「ちょっと体調悪くても行くのが当たり前」って思っていた。
皆勤賞とか休まないことが評価される文化だから、休むことに罪悪感を感じるように育っていた。
でもドイツに来て仕事をしてから、その考え方はだいぶ変わった。
「観光客」と呼ばれてたクラスメイト
Ausbildungの時、ほとんど授業に来ないクラスメイトがいた。私たちは「観光客」ってこっそり呼んでいたほどだ。でも、驚くことにその人、ちゃんと卒業できたのである。
おそらく、病気か何かを抱えていて、欠席日数を大目に見る結果になったのだと思う。
みんなわかってるんだけど、その時は正直「え、あんなに休んでても卒業できるの?真面目に通ってる私たちは何なんだ…」と思った。
でも、ここで大事なのは周りと比べないこと。
ドイツでは「自分の状況に合わせて働き方や学び方を調整する」のが普通。むしろそこをちゃんとできる人の方が、自己管理の面で好印象を与えるだろう。
ドイツでは「いる時にいかに仕事するか」が大事
ドイツで4年働いてみて思ったのは、皆勤賞なんて評価されないってこと。
大事なのは「何日出たか」じゃなくて、来てる時にどう力を出せるか。
だから調子が悪い時や、精神的にいっぱいな時は「今日は休もう」っていうのがアリなのだ。
日本人の癖を抜くのは難しい
とはいえ、私自身は最初なかなか慣れなかった。体調悪くても「これくらいなら行ける」って無理して行っちゃうし、休んでも罪悪感に押しつぶされそうになる。
でも子どもと働くのって本当に大変で、かなり責任がある。集中できない状態で現場に立つのは危ない。そんな状態なら、家にいる方がよっぽどいい。
実際に休んでも、周りが自然にカバーしてくれるし、誰も文句なんて言わない。
罪悪感を持ってるのは自分だけ。逆に出勤した時は休んでる人の分をみんなでカバーする。
そういう仕組みで回ってるんだ、ドイツは。

4年経ってやっと「休んでもいい」と思えるように
私はここ半年くらいやっと慣れてきたと感じる。
大きな理由としては、「原因は自分にあるのではなく、仕事にある」ということを理解したから、かもしれない。
子どもと一緒に仕事するのは、本当に大変なのだ。
「あ、もう限界かも」って思ったら、目に見えた症状とかがなくても1日休むようにしている。
同僚に「ちょっと限界だから明日休むかも」って言うと、「いいよいいよ、ゆっくり休みな」って返ってくる。逆に同僚が休む時は、私がカバーする。
お互い支え合って、精神的に落ちないようにバランスを取っているのだ。
不思議なんだけど、この一日が後々すごくプラスに働くんだよなぁ。
PIAだと2000時間の実習が必要だけど、逆算して「1か月に何日休める」って計算しておくと気が楽になるかもしれない。実際に休んでも休まなくても、貯金や保険のような感覚で。
まとめ
最近思うのは、「自分もちゃんと休ませてもらってるから、来てる日は頑張ろう。」という自然なバランス。
自分はこんなに休まず働いてるのに…と思うよりも、気持ちに余裕がある。
「今日は自分の仕事ができない」って感じたら、休んでいい。
それは甘えじゃなくて、仕事を守り、自分を守るために必要なこと。
普段からいつも頑張ってるんだから、無理しない日があってもいい。
…って言葉にするのは簡単だけど、実際に休むのは慣れるまでやっぱり難しい。
でもドイツで働きながら、私は少しずつ「休む勇気」を手に入れてる。



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