ドイツ人は餅が好き。抹茶好きは5割、麦茶は鳥のエサの味らしい…

日記

昨日、彼の母がスーパーで寿司、焼き鳥、餃子と餅を買ってきたけど、彼女が一番楽しみにしていたのは餅だった。

ここでいう餅とは、チョコ餅のような餅スイーツのこと。

彼女が買ってきたのは、ぎゅうひのような生地で、中が抹茶味とマンゴー味のチョコフィリング。彼女は抹茶味を「おいし~い!」と味わっていた。

彼女は抹茶が好きだけど、ヨーロッパの人達は、必ずしも抹茶が好きとは限らない。

 

海外からの観光客が日本で抹茶味のお菓子を買い占めていくのを見て、勝手に【外国人はみんな抹茶が好き】というイメージができていたが、それはたぶんアジア人観光客のことで、ヨーロッパの人たちは必ずしもそうではないようだ。

ドイツに来たばかりの頃、やらかしたことがあった。

日本食が好きなポルトガル人の友人シルビアの家で夕食に招待された。『日本食が好きなら、きっと抹茶も好きだろう』と、抹茶のプリンを持って行った。しかしこれが大失敗、シルビアも旦那も抹茶だけは大の苦手だったのだ。これ以降、自分の中の先入観は消えた。

私の感覚で言うと、ヨーロッパの人は抹茶好きとそうでない人、5割5割といったところだろうか。

 

そうそう、話は少しそれるが、私の周りのドイツ人に超不評なお茶が2種類ある。

一つ目は、麦茶だ。

香ばしいあの香りがダメらしい。彼の弟の彼女がうちに来た時に、私がちょうど麦茶をホットで飲んでいた。よかったらと彼女にも勧めたところ全然口に合わなかったらしく「鳥のエサの味がする!!!!!ゲーーーー」と言って流しに捨てていた。(笑)

そう言われれば確かに、うちの彼は日本食に大分理解がある方なのだけど(日本留学中、毎朝納豆を食べていたという強者。笑)麦茶はあまり好んで飲まない。

私は麦茶が大好きなのだけど、鳥のエサと聞いてから、そんな気がしなくもない。笑

 

二つ目はコーン茶。これもまた鳥のエサみたいな味って感じだ。

例のシルビアが語学学校時代に「このコーン茶、知り合いの韓国人から頂いたのだけど、口に合わないからみんな良かったら飲んで」と持ってきたことがあった。ドイツ人の先生がそれを試して、まずにおいでノックアウトされていた。彼女に言わせれば「ありえない!!」ニオイらしい。

コーン茶は、アジア人学生によって飲み干された。(笑)

 

もちろん人によると思うけど、私の周りで麦茶とコーン茶のおいしさが分かるドイツ人はまだ現れていない。

 

そうそう、餅の話だった。

彼の母が私に「餅って作るの難しい?」と聞いてきた。

餅スイーツはこっちでは割高だから、自分で上手に作れたら最高だ。

そういえば彼女の隣人も餅ファンで、私に作り方を聞いてきたことがあったっけ。

残念ながら作ったことがないのでわからない、と答えた。材料をそろえるのはちょっと難しいかも、と思った。フライブルクのアジアショップに白玉粉は売ってなくて、タイとかの外国製の粉状のものならアジアショップで手に入る。ちなみに日本製の缶詰入りのあんこは、一つ10€くらいする。めちゃくちゃ高級だ。小豆がビオショップに売っているとどこかで聞いたが、今まで見たことはない‥。

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