先日記事で紹介した、スペイン・バレンシアのオレンジ農園の木の養子縁組の話の続きだ。
出産祝いとして贈った家庭から、「うちじゃ80kgは食べきれないから、ぜひ一緒に頼んで!」と言われたので、おすそ分けをいただいた。
なるほど、小食の家庭や人数の少ない家庭だと、80kgの収穫量を消費するのは少し難しいかもしれないと新しく学んだのだった。
現在2月、収穫の時期を迎えているのはオレンジ。
ネーブルオレンジとサルスティナオレンジの2種類から選べた。
5kg、10kg、15kg から選択し、配送可能日を選択する。
じゃじゃーん、こちらがバレンシアから届いた10kgのネーブルオレンジ!
正直、想像より量は少なかった。
一つ一つの実がずっしりと重いので、思ったより数が入っていなかったのだ。
大きさはだいたい同じで、中ぶり~大ぶり。
カットしてみると、ネーブルオレンジ特有のボコっとした部分が確認できた。
スマイルカットにし、いざ実食。
果肉は適度な硬さがあり、びっくりするほど甘い。
同時に、爽やかな酸味とオレンジの風味がジューシーな果汁とともに口いっぱいに広がる。
皮からにじみ出るリモネン?のような柑橘の香りもたまらない。
本当に美味しいオレンジだった。
一切れ食べると止まらない。
そんなこんなで、二人暮らしの私たちは10kgのネーブルオレンジを、わずか3週間ほどで余裕で完食してしまった。
そして先日、別の家庭に出産祝いとしてオレンジの木の養子縁組を贈った。(今回は半分の収穫量40kgで)
反応はというと、こうしたプレゼントは初めてだったようで、とても驚いた様子。
同時に、「本当に素晴らしいプレゼント!!!」と大興奮していた。
「なんて素敵なアイデアなの?」と感激しきり。
うちに最後に残っていたネーブルオレンジを説明がてら渡したところ、子どもがそのオレンジをとても気に入ったようで、夢中になって食べていた。
プレゼントが喜ばれたかどうかは、目の前の光景を見れば一目瞭然。贈ったこちらも嬉しくなった。
帰り際にも、「素敵なプレゼントをどうもありがとう!……それにしても、私たち(彼女と旦那)もオレンジを少し味見させてもらえるかわからないんだけどね…笑」と冗談まじりに言っていた。
というのも、子どもがあまりにも夢中になって食べてしまい、私が渡したオレンジをお母さんとお父さんは一口も食べられなかったのだ。
4月のシーズン終了までに、40kgのオレンジを思う存分楽しんでくれればいいな。
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