ドイツの学童保育で、小学生とよくおりがみをする私。
過去5年間、ドイツで売っているおりがみを色々試してきた。
結果、ここ最近の一年は【333 Origami】に落ち着いている。
今回はこのおりがみがどんなものか、子どもとの使い勝手はどうか、お伝えしていきたい。
データ
画像出典:Amazon.de https://www.amazon.de/gp/product/3745900723?ref_=dbs_m_mng_rwt_calw_tpbk_9&storeType=ebooks
価格:12€
枚数:333枚入り
カラー:両面タイプ
柄数:ざっと20柄以上(写真の側面を見ていただければ、その多さがなんとなくわかるはず)
サイズ:14cm × 14cm 通常のおりがみよりも少し小さい
厚み:両面印刷だけに、通常のおりがみよりも少し厚め
最初のページに折り方付き
画像出典:Amazon.de https://www.amazon.de/333-Origami-Farbenfeuerwerk-Anleitungen-Papieren/dp/3745906101/ref=pd_bxgy_thbs_d_sccl_1/262-9035956-1879262?psc=1
最初のページに、こうしいった比較的簡単な動物などの折り方が載っている。
ドイツの折り方図にしては、結構理解しやすい方、丁寧に説明している方だと思う。
一つアドバイスをするとすれば、これにページ番号が付いていないため、本から外れてバラバラになってしまうと、続きがわからなくなってしまうということが多く発生した。
この折り方図を活用したい方は、最初にページ番号を記入しておくなり、外してきちんと管理するのがオススメ。
引きはがしやすさ
このおりがみ、ちゃんとキレイにはがせるの~?と最初は半信半疑でいろんな人のレビューを読んだりしてみた(意見は色々)。
だが実際に使ってみると、おりがみはキレイにはがして使える。その部分のクオリティはちゃんとしている。
職場の小学校の子どもも、ほぼ全員が自分ではがして使っているし、うまくできない子にはコツを教えてあげるとできるようになる。
ただ、何度も開いたり閉じたりしているうちに接着面が弱くなったりで、まとめてはがれてしまうということはよく発生する。まぁそれは仕方がない。
小学生から人気だった絵柄シリーズ
Farbenfeuerwerk
柄の一部
画像出典:https://www.amazon.de/333-Origami-Farbenfeuerwerk-Anleitungen-Papieren/dp/3745906101/ref=pd_bxgy_thbs_d_sccl_1/262-9035956-1879262?psc=1
両面印刷なので、ピンクと黄色の大理石風柄の裏はピンクの単色、ネイビーとターコイズの裏はネイビーの単色…といった感じになっている。
Watercolor (水彩画)
柄の一部
画像出典:Amazon.de https://www.amazon.de/gp/product/3960936435?ref_=dbs_m_mng_rwt_calw_tpbk_20&storeType=ebooks
ビタミンカラーのダイナミックな絵柄が子どもたちにウケていた。これは本当にあっという間になくなった。
Blütentraum JAPAN (花の夢 日本)
画像出典:Amazon.de https://www.amazon.de/gp/product/3745910060?ref_=dbs_m_mng_rwt_calw_tpbk_12&storeType=ebooks
こちらは花の柄に絞ったもので、他と比べて少し落ち着いた印象。女の子から人気だった。
Faszination Japan (魅惑の日本)
柄の一部
画像出典:Amazon.de https://www.amazon.de/gp/product/3745900723?ref_=dbs_m_mng_rwt_calw_tpbk_9&storeType=ebooks
幾何学模様もあったりして、男の子にも人気だった。
年上の子ども向けっぽい柄
Japanischer Garten (日本庭園)
柄の一部
画像出典:Amazon.de https://www.amazon.de/333-Origami-Zaubersch%C3%B6ne-Hochwertiges-Origami-Papier/dp/3745921526/ref=bmx_dp_53502jqn_d_sccl_2_10/262-9035956-1879262?psc=1
柄は日本っぽい鶴や鯉などのモチーフもあるが、どうも中国っぽい赤いランプとか、そういったものも混じってはいる。色調も黒とかネイビーのものが多く、柄が比較的他より大人っぽい。
私のクラスの3年生女子は気に入っていた。
ちょっと幼稚園生向きだったかなあ…という柄
Spring Time (春の時間)
柄の一部
画像出典:Amazon.de https://www.amazon.de/gp/product/3745915194?ref_=dbs_m_mng_rwt_calw_tpbk_5&storeType=ebooks
こちらはイースターの時期に、それっぽい絵柄をと思い買ったのだが、うちのクラスの3年生女子から柄に対しての反応は特になかった。
柔らかな、そしてポップなイラストは、確かに少し幼い子供向けだったかもしれない。
メリットとデメリット
メリット
- 入手しやすい
- 種類が多く、飽きない
- 柄物が人気なドイツの子どもにウケる
- クオリティがしっかりしている
- 取り外し面での心配は不要
デメリット
- 価格が若干高い
- 両面印刷で、紙に若干厚みがあるので、折る回数が多い作品は難易度が上がってしまう
個人的な感想
私はこのおりがみ、ドイツでは全然アリ!だと思う。
個人的に気に入っているのは、入手しやすさとはがしやすさ、あとは柄の多さだ。
サイズが14センチ角で、子どもの手の大きさに合っている。
価格は少し高いけど、毎週買うわけでもないし、おりがみの選択肢が多くないドイツでは、これでいいんじゃないの?と思う。
おそらく私は、しばらくはこのおりがみを使っていくと思う。
これから時間をかけて、全部の柄を買って試してみたい。
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