【日記】イースター休暇、子どもとの会話が旅気分をくれた日

日記

4月14日からはイースター休暇が始まる。

2週間というまとまった学校の休みがあるため、家族で遠出する人も多い。

 

休暇前のとある日、子どもが私のところに来て、こんな会話をした。

 

「カピバラはイースター休暇、何するの?」

「私は休暇学童があるから仕事だよ~。君は?」

 

「かわいそう!私は家族と一緒にシチリアに行くよ。」

「まじか!!!いいな~。最高じゃん。シチリアで何するの?」

 

「いろんなとこに行くよ。(彼女自身詳しくはわからないらしい)でもね、22時間かかるんだよ!長~い。」

「それは長いね。何で行くの?」

 

「車だったっけ?あ、違う、船だ。イタリアのなんとかってとこまでバスで行って、そこからシチリアまで船で行くんだよ!」

「うお~!いいね!もしかするとジェノバから乗船するのかな?船の旅とかワクワクするね。」

「うん!今日準備するんだ。ジェノバだったか帰ったらお父さんに聞いてみる。」

 

翌日ー

 

「カピバラ!お父さんがジェノバだって!!」

「やっぱりね。」

 

「でもシチリアまですごい時間かかるんだよ。」

「いいじゃん。準備はできたの?」

「うん、着替えとお菓子をリュックに入れた。準備バッチリだよ。」

 

「いいね。私も一緒に行っていい?」

「えへへ、いいよ!」

 

イタリアのシチリア島は、南部に位置する。

夏になる前の今頃が一番のベストシーズンだろう。ナイスチョイスである。

フライブルクから週末に行くには少し遠すぎて、そして私がまとまった休みの取れる夏休みはシチリアはとてもじゃないけど暑すぎるため、いまだに行けていない。

シチリアにはたくさん美味しいものがあると聞いたことがあり、機会があればぜひ訪れてみたいと思っている。

 

子どもとの何気ない会話だったけれど、急にシチリアの話を聞いたら、旅行欲がむくむくと湧いてきてしまった。

 

 

この前、その子が別の同僚にシチリア旅行の話をしているのを耳にした。

「えへへ、カピバラも〇〇も一緒に来たいって言ってた!」

 

みんな一緒に行きたいと言ってたらしい。思わず笑ってしまった。

 

 

これを書いている今ごろ、あの子はもうシチリアにいるのだろう。

フライブルクの空はあいにくの天気だけれど、あちらは晴れているといいな。

 

 

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