【スイス絶景】ピラトゥス山を巡るゴールデンルート体験記|6時間で一周してみた

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ピラトゥス山は、半日〜1日で楽しめる周遊型の観光ルートである。登山をしなくても、ゴンドラや歯車列車を使って気軽にアルプスの絶景にアクセスできるのが魅力だ。

ここでは、私が実際に訪れた際のルートと所要時間をもとに、観光の流れを紹介したい。

 

上り:ゴンドラで山頂へ

宿泊していたヘルギスヴィルから車でクリエンスへ向かい、そこからゴンドラでピラトゥス山を目指した。

 

最初は4人乗りの小さなゴンドラで、ゆっくりと登っていく。断崖絶壁のような山を正面に見ながら、標高が上がるにつれて少しずつ視界が開けていくのが楽しいポイントである。

この区間はおよそ30分ほど。じわじわと高度が上がっていく感覚が心地よい。

途中のフレックミュンテッグで一度乗り換える。ここでは外に出ることもでき、アルプスらしい中腹の風景が広がっている。アスレチックなどのアクティビティもあり、家族連れにも人気のエリアだ。

ここから先は大型ロープウェイに乗り換える。所要時間はわずか数分だが、一気に高度が上がり視界が一気に開ける。岩山が目前に迫る迫力は圧巻で、このルート最大のハイライトのひとつである。

そのまま空中を進んでいくと、終点であるピラトゥス・クルムに到着する。

 

クルムとはドイツ語で「山頂」を意味し、ピラトゥス・クルムは山頂の観光エリアを指す。ホテルやレストラン、展望台などが集まっており、ここが観光の中心となる。

ここからはルツェルン湖まで見渡せるパノラマが広がっており、まさにスイスらしい絶景である。

 

位置関係を整理すると以下の通りだ。

– クリエンス:山のふもと(ルツェルン側)
– フレックミュンテッグ:中腹のアクティビティエリア
– ピラトゥス・クルム:山頂、観光のゴール地点

 

ゴールデンルートとは?

ピラトゥス観光でよく紹介される「ゴールデンルート」は、以下のように乗り物を組み合わせて、ルツェルンとピラトゥスを一周するルートである。

スタート地点は自由に選択できるので、個人の旅行プランに合わせられるのがポイント。

ルツェルン
↓ 船
アルプナッハシュタート
↓ 歯車列車
ピラトゥス・クルム
↓ ロープウェイ
クリエンス
↓ バス
ルツェルン

船・鉄道・ロープウェイと、スイスらしい乗り物をすべて体験できるのが最大の魅力である。

今回の私はこのルートを逆方向にたどる形で観光している。

 

チケット購入について

チケット料金の一例:大人一人115~136スイスフラン

ゴールデンルートのチケットは、各乗り物乗り場のチケット売り場またはピラトゥス公式サイトで購入できる。

事前にオンラインで購入しておくと、混雑時でもスムーズに乗車できるのでオススメだ。

  • 上り・下りの組み合わせによって料金が異なる
  • 当日窓口購入も可能だが、特に夏の繁忙期は長蛇の列になる
  • オンラインチケットではPDFやスマホ表示で乗車可能で便利

ピラトゥス山公式サイト:https://pilatus.ch/bahnen/tickets/goldene-rundfahrt

山頂の展望ルートは3つある

ピラトゥス山頂には、2つの展望ルートがある。

ゆるやかルート

フラグミュント展望テラス(Esel側)

正式には、Esel(エーゼル)方面の展望ルート

  • 比較的なだらか
  • 道が整備されている
  • 誰でも行きやすい

→気軽に行けるメインの展望スポット

急こう配の階段ルート

オーバーハウプト展望台(Oberhaupt)

  • かなり急な階段
  • 岩場を登る感じ
  • 景色がダイナミック

→ちょっとキツいけど最高な景色が見られる

 

余裕があれば

トムリスホルン

  • 山頂エリアから少し歩く(片道20〜30分くらい)
  • 崖沿いの道
  • より本格的なハイキング感

どれも違った魅力があるが、基本は1と2だけでいいと思う。

時間と体力があれば、全部制覇するのも良し。

個人的には2のオーバーハウプトが一番印象的で、頂上から見える迫力のある景色が強く記憶に残った。

 

ちなみに、展望台に登らなくても十分に美しい景色が見られる。

山頂の大きな建物には、ホテル、レストラン、お土産ショップ、展望台、ロープウェイ発着駅、歯車列車の発着駅が集まっている。

 

なお、標高が高いため紫外線と日差しはかなり強い。テラス席でビールを飲むのは最高だが、日焼け対策は必須である。

下山ルート(所要時間の目安)

ピラトゥス・クルム
↓ 歯車列車(約30〜35分)
アルプナッハシュタート
↓ 船(約1時間)
ルツェルン

歯車列車は世界でも最急勾配クラスの登山鉄道で、ゆっくりと急斜面を下っていくのが特徴である。

全体の所要時間

この日はクリエンスからルツェルンに戻るまで、合計で6〜7時間ほどかかった。

内訳の目安は以下の通り。

– ゴンドラ:約30分
– ロープウェイ:約5分
– 山頂滞在:約1〜2時間
– 歯車列車:約30〜35分
– 船:約1時間

山頂でゆっくり過ごしたこともあるが、それを差し引いても「そんなに時間が経っていたのか」と感じるほど、見ごたえのある観光地である。

 

こんな人におすすめ

ピラトゥス山は以下のような人に特におすすめである。

– 登山をせずにアルプスの絶景を楽しみたい人
– 限られた時間でスイスらしい体験をしたい人
– 乗り物を使った周遊型の観光が好きな人

 

実際に行った感想

本当に、本当に素敵な場所だった。

特にオーバーハウプトからの景色は忘れられない絶景で、この旅のハイライトとなるくらい。

日本から訪ねて来た両親と一緒に回ったのだが、両親もピラトゥス山は旅の思い出トップ3に入ると大満足だった。

チューリッヒ・ルツェルンに来る機会がある方には、ぜひオススメな観光地である。

ちなみにアジア人観光客はそこまで多くなく、目立つのはアメリカ人観光客の多さだった。

 

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