【LGBTQA*】言葉よりも伝わるもの:レインボーの力

日記

私は、LGBTQA*に対してかなりオープンな考えを持つタイプのヘテロで、それは私の交友関係が物語っている。

というのも、私が好きな友人6人のうち4人はLGBTQA*のどれかに属しているのだ。そして残りの2人は私と同じような完全オープンの考え方を持つ。

ちなみに私は、LGBTQA*ヘイトの人とは残念ながら分かり合えない。
自分は当事者ではないけれど、ヘイトの考え方がどうしても受け入れられないのは、「価値観がまったく違う」というのが一番大きい気がする。理由をうまく説明できないけれど、根本的に噛み合わない感覚があるのだ。

まぁ、そんな感じで、私の周りには本当にたくさんのLGBTQA*の人がいる。

先日、職場の研修で「Rosa Hilfe Freiburg」によるLGBTQA*について理解を深めるワークショップに参加する機会があった。
そこでは、本当に色々とたくさんのことを学んだ。自分の無知さを恥じるほどに。
その時に、おなじみのLGBTQA*の象徴であるレインボーカラーのネックストラップをもらった。
団体側の人がこんなことを言っていた。
レインボーのものを何か一つでも身に着けているだけで、それを見たLGBTQA*側の人は『自分が受け入れられた』と感じる。
なるほどなぁ。
今まで私は、口では冒頭に書いたことをそのまま言っていたけど、実際レインボーのものは何一つ身に着けていなかった。
それはただ、私自身がLGBTQA*ではないからというだけで、身に着けたくなかったわけではない。
それからは、自分の職場の鍵のネックストラップに、そのワークショップでもらったレインボーカラーのネックストラップの一部をぶら下げている。
(すでに何人かの同僚がレインボーのネックストラップごと使っていて、見分けがつきにくくなるのを防ぐため、一部だけにした。)
そして感じるのは、レインボーが示すのは言葉以上の力だということ。
私の胸元にぶら下がっているレインボーは、無言で「私はLGBTQA*にオープンですよ」ということを周りに示してくれる。それも必要な相手にいち早く届く。
たとえば、とあるLGBTQA*の同僚とは、今までスモールトークくらいはする仲だったが、ワークショップ後にレインボーをぶら下げるようになってからは、以前よりも向こうが私に親しみを持ってくれているのがわかる。
こんなに簡単なことから始められるのだな、と改めて気づいたのであった。

 

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