ドイツのシュヴァルツヴァルトにある美しいラヴェンナ渓谷。ここには40メートルの高さに古い眼鏡橋があり、その橋の下では毎年冬になると、とびきりロマンチックなクリスマスマーケットが開催される。
森と渓谷に囲まれていて、訪れる人たちが皆、冬ならではの景色とあたたかなホリデームードに包まれる場所だ。
アクセスとチケット情報
ラヴェンナ渓谷のマーケットは、毎年11月中旬~12月中旬までの約一か月間、週末に開催される。
フライブルクから車で約30分。駐車スペースが限られているため、会場までのシャトルバス利用がオススメである。マーケットの期間中は、近くのオーバーリートなど4か所からシャトルバスが特別運行されてるからアクセスも便利。
チケットはオンラインで購入可能で、シャトルバスや駐車場の予約も一緒にできる。
子ども向け割引やグループ割引もあるので、家族や団体で来ても安心な価格設定になっている。
ちなみに私はFreiburgからHimmelreichまで電車で、そこからシャトルバスで向かった。
マーケットで楽しめるもの
このマーケットの魅力といえば、地元の職人が手がけたクラフト作品やシュヴァルツヴァルト名物の木製オーナメント、クリスマス飾りなどなど、いろいろ見どころがたっぷりあること。
そして、ホットワイン(グリューワイン)や焼きソーセージ、ジンジャーブレッドなど、伝統的なドイツの冬の味覚も豊富で、心も体もあたたまること間違いなし。
一緒に来た人たちと、または知らない人たちと、幻想的な雰囲気の中での談話を楽しもう。
特に見逃せないのが、渓谷にかかるラヴェンナ橋のライトアップだ。夜になると橋が時間差でカラフルにライトアップされる。クリスマスマーケット小屋のライトとクリスマスツリーのライトとのコンビネーションで、なんとも幻想的な雰囲気になる。
森が雪で覆われたときにはより美しさが増して、訪れた人々に一生忘れられない景色を見せてくれるだろう。ただフライブルク近郊ではそこまで雪が降る確率が高くないので、雪景色を見られたらとてもラッキーだ。
防寒対策と便利情報
ラヴェンナ渓谷は森の中にあるので、かなり冷え込む。厚底の靴やしっかりしたジャケット、手袋、マフラーにニット帽など、防寒対策は絶対に必要だ。それでも寒くなったら焚火で体を温めよう。
トイレは会場に入る前に、お土産屋さんやレストランのある建物周辺にあるから、入る前に済ませておくといい。
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