フライブルク近郊をサイクリング、まるで北海道のような風景

フライブルク

一点の雲もない、どこまでも広がる青い空。気温は最高19度の予定で、この上ないサイクリング日和となった。

彼と彼の友人たちと一緒に行く。一点だけ気がかりだったのは、私が自転車をこぐスピードがドイツ人男性に比べたら遅いので、ついていけるかな…ということ。私というより彼が心配していたのだが(笑)

身長185cm以上で足長のドイツ人男性たちと比べないでほしいところだ。

 

私たちはサンドイッチとWurstsalat、その他もろもろ食べ物・飲み物を用意し、昼前にアイコと合流し出発進行!北へ向かう。

 

この馬たち、実はうちから結構近くの所にいたのだけど、今日初めて知った。

一本隣の通りは散歩で通ったことがあったけど、その奥にはこんなきれいな草原と馬がいたなんて…。

 

フライブルクの北に位置するのどかで小さな街、Denzlingenで彼らの大学時代の友人ジョーと合流。

 

ラッキーだった。ジョーは運動があまり得意でなく、坂道が大嫌いなので、ゆっくりと平坦な道を走りたいと。私も右に同じ、まったく同意です!!

 

ということで、ペースはだいぶゆっくりで私も無理なく付いていけた。

 

 

辺りが開けると、コウノトリが草原の上を優雅に飛んでいる。ドイツの田舎にはコウノトリがたくさんいる。

白と黒の翼は大きく、広げると2mくらいある。華奢で長い脚といい、尊さを感じるのは、日本の鶴に似ているからかな?

 

 

アオサギもいる。アオサギはフライブルク市内にも水辺にはたまにいるのだが、ここでは川でおっとりと日光浴兼エサ探しをしていた。

 

 

一時間ほど漕いだところで、休憩だ。土手に自転車を倒し、河原にシートを敷き、ごはんタイム!

 

私たちが用意してきたたくさんの食べ物を見て、ジョーが呆れていた。(笑)

なかなか風が強い。暑くなると思い込んでいたから、半袖Tシャツ一枚で来てしまった。

肌寒い…。寝転んでみると、風をそんなに受けず、全身に太陽を浴びて、さっきがウソのように暖かい。

 

川辺で寝そべりながら日光浴だなんてドイツ人っぽいな。そんなことを思いながら、橋の上を貨物列車やICAが通りすぎていくのを横目に見る。

 

2時間くらいそこでグダグダして、再び出発。川沿いをどんどん進んで、また開けた土地を通って帰ってきた。

 

合計30キロの自転車の旅だった。

街中から抜けて、少し走れば大自然がそこにある。

ポプラの木があって、川が流れていて、草原には一面のタンポポと綿毛、そのほか春の花が満開、馬がおいしそうに草を食べていて、色んな鳥が飛んでいる。

いつも思うけど、北海道のような風景だ。

 

もっとたくさんきれいな場所があったのだけど、全然写真に収められなかった。

家族や友人が来てくれたら、ぜひ連れていって、本物を見せたいな。

 

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