ドイツに来てから、甘くて柔らかい日本の温州みかんがずっと恋しかった。
こっちによくあるみかんは、みかんというより小ぶりのオレンジ。皮が薄くて硬い。温州みかんのように、おしりから花のようにつなげて皮をむくことはほぼ不可能。一つみかんをむき終えた頃には机の上がみかんの皮の欠片だらけになっている。
↓こうゆうのができない。
先日、友人がふとくれたみかんが美味しかったのでどこで買ったのか聞いてみると、とあるオンラインショップとのこと。私もそのショップを覗いてみると、それは有機野菜・果物のオンライン販売サイトだった。その中に『Satsuma』というみかんを発見。
調べてみると、Satsumaは温州みかんのことらしい。
試しにスペイン産のそれを1箱(6kg)購入してみると…
小ぶり~中ぶりのみかんが混ざっていた。緑色のものもある。
一つ手に取ってみると、私の大きい手のひらと同じくらいの大きさだ。
ずっしりとしていて、身が詰まっているのがよくわかる。
皮は薄めだけど柔らかく、みずみずしく、まさに日本で食べる温州みかんだった。
甘くて柔らかくて美味しい!!
6kgあったはずなのに、信じられないくらいのスピードでなくなっていった。
あまりにも美味しかったので、追加でもう1箱注文したのがこちら、ギリシャはクレタ島からはるばるやってきた、Satsuma6kg!
(注文する時にすでにスペイン産は終了していた。時期によって産地が変わるのも面白い。)
ギリシャの温州みかんは、スペイン産に比べて大ぶりで、緑色のはまったくなかった。
到着したらみかんは一度箱から全部取り出して、腐っているものや運送中につぶれてしまった物があるか確認する。
今回は4つだった。食べられない部分をカットして、残りは美味しく頂く。
めちゃめちゃ甘くて美味しい~。
先日我が家に友人の子どもが遊びに来ていた時、その子どもは温州みかんをかなり気に入ったようで鬼のように食らいついていた。笑
甘くて柔らかくて、皮もむきやすいんだもん。そりゃ小さな子どももハマってしまうのに無理はないよね~。
みかんの中に、黒い点々のようなものが付いているものがいくつかあった。
調べてみると、黒点病というものらしい。身体には害はなく、化学肥料を使っていないという証拠だそうだ。実際食べてみても、この黒い点のあるみかんの味に何らおかしな点はない。
こうしたことから、化学肥料を使っていない点は明らかなので、黒点病じゃないみかんの皮を乾燥して陳皮にしてみようと考えている。
スペイン産の方は、特に今までドイツで食べたどのみかんより美味しかった。
今年の冬は、時間が許される限り温州みかんを楽しみたいと思っている。
私が注文した有機野菜・果物オンラインショッピングサイトはこちら:https://www.truebenecker.de/
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