クラスメイトがおめでたいことに妊娠し、Ausbildungを離れることになった。
コロナ禍の今では妊娠したら、どうなるのか。友人の話をまとめるとこうなる。
結論から言うと、Ausbildung中に妊娠した場合、そのまま続けることは難しいので、一度休学し、後で落ち着いたら再び始めるかいっそのことやーめた!退学!という選択肢の二つになる。
まず、妊娠がわかった時点で担任の先生と話し合う。体調・現状・学校の進捗状況をふまえて今後どうするか決める。
例えば、2年目の始めに妊娠がわかった場合、安定期に入るまで体調が安定しないと授業どころではない。その間にたくさんのことを逃してしまうので、それならもうすぐに休学にしましょうとなるかもしれない。
一方もし2年目のほぼ終わり、残りテストだけという段階で妊娠が分かった場合、体調が安定したら個別でテストをして、2年目を完全に終わらせてから休学にしましょうということになるかもしれない。
ここまでは学校生活面での話。
PIA-Ausbildungには、実習生活面もあるので、実習先とも話を付ける必要がある。
コロナ禍の今は、妊娠がわかった時点で医師から就業禁止され、実質の産休に入ることになる。
なんとも、子どもと1.5mの距離を保つとか、色々な文言をクリアできれば働けるらしいのだが、そんなの保育士の仕事には不可能だ。だから、事務仕事のような子どもとの接触がない仕事ならこんなにすぐに就業禁止は出ないのかもしれない。
そして、驚きなのは産休中に給料が毎月100%支払われること。そして、職場の自分のポジションが守られ、戻りりたければいつでも戻れること。
ドイツは、職場環境や働く人が持つ権利に関してはよく整っている国だなアと感心する。
でも、子どもを産んだ後ふたたび復帰し、子育てとAusbildung を両立させるのは相当骨が折れるだろう。外国人として生きる私たちならなおさらだ。
現場からは以上です!
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