このナプキンの印刷面を貝殻の内側に貼る工作は簡単で、出来上がりの見栄えがとても良い。
ナプキンの工作テクニックはドイツ語で”Serviettentechnik”という。
先日1~3年生の女の子たちとやってみたのでご紹介したい。夏の工作におすすめ!
材料1人分
- 貝殻 (ホタテ貝や牡蠣など) Muscheln 作りたいだけ
- ボンド・糊 Bastelleim 適量
- ナプキン Serviette
- 透明ラッカー(防水材) Klarlack 適量
- メタリック絵の具 ゴールド・シルバー Metallicfarbe gold oder silver 適量
- 工作用テーブルクロスまたは下敷き
- 平筆
- エプロン
貝殻 Muscheln
今回使ったホタテ貝は、職場にあったものなので、どこで買ったかいくらだったのかはわからない。
凹凸が少ない貝の方が、子どもには扱いやすい。
ナプキン Serviette
一番上の、模様がプリントされている面だけを剥がして使う。
子どもが好きなのは動物とかのモチーフ。
ホタテ貝1枚だと大きさによるが、普通のナプキンの大きさなら4分の1で足りることが多い。
防水材 Klarlack
メタリック絵の具 ゴールド・シルバー Metallicfarbe gold oder silver
作り方
- 好きな柄のナプキンの印刷面だけをぺりぺりっと剥がして置いておく。
- 貝殻の内側に、ボンドを薄く塗る。デコボコしているところも、出っ張っている部分も、端っこも全部ボンドを行き渡らせるのがポイント。
- 慎重に、1のナプキンの印刷面をかぶせて貼る。空気を抜くように、タップする感じで押しながらゆっくりと貼っていく。(この時に穴が開いてしまったりしたら、剥がせたら剥がす。それか、上からナプキンをかぶせる)
- はみ出たナプキンを貝のフチで切るように取り除く。
- 防水材を平筆で薄く、全体をカバーするように塗る。
- メタリック絵具で貝のフチをなぞる。
- 1日乾燥させれば、完成!
作り方のショートビデオはこちらから:https://www.instagram.com/reel/C5O-JbEOMg1/?utm_source=ig_web_copy_link
コツ
- 貝の下の蝶番部分もしっかり糊を塗り、ナプキンを貼る
- ナプキンを貼り付ける際に、空気が入らないよう注意する
- ナプキンの尺が足りなくなったら、追加で被せれば大丈夫(トップの写真のように)
実習先で子どもと一緒にやるときのアドバイス
- 小学1年生でも器用な子は上手にできた。幼稚園でも器用な子はできるかも。
- のりと防水材は別々の筆を使う。
- 子どもたちとやる前に一度予行しておくと、手順や量、コツがわかるのでおすすめ
- 始める前に、子どもたちに手順を説明する。
- 子ども4~5人に対して大人1人くらいがちょうどいい(私は大人2人子ども11人でまわしたけどぎりぎりだった)
- 1つ完成させるのにかかる時間は最長30分
- 一番最初、貝殻を渡すときにマスキングテープに名前を書いて貝殻の裏面に貼ると、後々取り違え防止になるので便利
- ナプキンの柄は、できればいろいろな種類を少しずつ集めたい。同僚に頼んで、家から寄付してもらうのもアリ。
子どもも大人もときめく
子どもとやる前、まだアイデア段階だった時に、4年生の女の子と一緒に試作したこの貝殻。
同僚に見せると、両手を口に当てて『なにこれ可愛い~!!!まって、どうやって作ったの?凄すぎるんだけど!』と大好評だった。
そのタイミングでたまたまこれを見かけた子どもたちも、『カピバラこれいつやるの?!?!?!?!』とかなり食い気味だった。
ドイツには本当にたくさんの素敵なナプキンがあるから、オススメ。
この貝、現在は私の自宅の机上で、リップクリームや子どもからもらったネックレスなんかを入れる皿として活躍してくれている。
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