以前訪れた、カナリア諸島のフエルテベントゥラ島で、実は人生初のサーフィンを体験してきた。
それは私にとっても、うちのドイツ人にとっても、この旅で一番心に残った思い出になった。
ホテルのデスクで予約(1回 約45ユーロ)
ドキドキ!前日は緊張しすぎて、あまり眠れなかった…。
実は私、海がちょっと苦手だ。顔に水がかかるのが苦手で、お風呂に入るときもいつもタオルを持っていたくらいなのである。
波の不規則さに、怖さを感じてしまう。
あと、私は近視で常に眼鏡かコンタクトレンズを使用しているのだが、サーフィン中は両方できない!裸眼で見えるのか、その辺もかなり不安だった。なにしろ-4.5なのでね…。
うちのドイツ人は、「カピバラが溺れたらどうしよう」と、本当に一睡もできなかったらしい。
私は少し寝たけど。
いざ出発!
教室の担当の人とはWhatsAppで連絡を取り合って、約束の時間にホテルまで車で迎えに来てくれた。すでに他のお客さんも乗っていた。
ちなみに水着は服の下に着用している。道中は約30分。途中、他のホテルでもう2人をピックアップして、計6人で向かった。
サーフポイントに到着、そして絶句

着いたのは、フエルテベントゥラ島の南西部にあるコフェテ。
高い波と遠浅の浜辺がサーフィンに最適とされていて、有名な場所らしい。
崖の上から見下ろした海はとにかく広大で、目に飛び込んできたのは驚くほど高い波!
え…今日サーフィン教室するの、あそこっすか?(汗)

重いサーフボードを崖の下まで運ぶ

運転してくれた人は「今日レクチャーしてくれる人はこの人だから」と、いかにもサーファーっぽい見た目の男性を紹介して去って行った。
彼はトラックに積んであるサーフボードを、身長と照らし合わせて選んでくれた。
これを、崖の下の浜辺まで自力で運ぶらしい。ヒエー!これ、5キロ以上はある?
重いだけならいいのだが、とにかく海辺は風が強くて、サーフボードが煽られる。
案の定、途中で力尽きてうちの人に運んでもらった…。
重いボードを両脇に抱えて、崖道歩かせてごめん。ありがとう。

砂浜で着替え、レクチャー開始
浜辺でウェットスーツを貸してもらい、水着の上から着た。
わたしたち6人は一列に並び、先生は砂の上に指で絵を描きつつ、姿勢や注意事項を教えてくれた。
私は英語が苦手だし、風と波の音であまりよく理解できなかった。
不安~!
海へ!ひたすら練習!

15分ほど砂浜で動作の練習をした後、いざ海へ!
先生に「ここまで来て」と言われた場所まで歩いて行き、そこで波に乗る練習をスタート。
うちのドイツ人は、スノーボード上級者なだけあってかなり飲み込みが早く、スムーズに波に乗っていた。さすがである。
一方、私はというと…2時間の練習中、ボードの上に乗ることはできても、立ち上がることは一度もできなかった。普段は運動神経いい方だと思ってたんだけどなあ…。
今回はサーフィンの“上達のコツ”がつかめず、結局この日は、ボディボード止まり。
でも波に乗れたときの感覚は最高!

うまく波に乗れたときの感覚は、本当におもしろかった。
モノレールに乗っているみたいにスーッと進んで、まるで摩擦のない世界を走っているような、そんなスムーズな感覚。
重いボードを抱えて波に向かって歩き、踏ん張り、揉まれ、サーフボードに何度もぶつかりながら、いい波がくるのを待つ。波に乗る瞬間は、全身の筋肉を使ってボードに飛び乗る。
体幹がめちゃくちゃ重要なスポーツだと痛感した。初心者は筋肉しか使ってない感じ。
2時間後には喉はカラッカラ、体もヘトヘトだった。でも、それでも楽しかった!
コーチをしてくれた人はもちろんプロ。普段はかなり沖の方まで出てから、かなりのビッグウェーブに乗って帰ってくるらしい。ヒイ~、想像するだけで怖いよお!
私たちの練習なんて、ヒヨコが初めて池に入って泳ぐ姿を見ているようだろうな。
ゆうても波は4メートルくらいあるんだけどね…。
まとめ:サーフィン、またやってみたい!
寝不足による体力不足もあって、2時間の練習が限界だった私たち。
途中からは喉の渇きも限界で、海水のしょっぱさを思い知った。
でも、またひとつ新しい世界の扉を開けたような気がする。
次回は、もっと楽しめる気がするし、もっと上手に波に乗れるかもしれない。
海でスポーツした後の、心地いい疲労感と海風が柔らかく感じるあの感覚は、なかなか悪くない。
また絶対にやってみたい。そんな、素敵な体験だった。
▼今回の練習の場、プラヤ・デ・コフェテ




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