【ネタバレなし】映画『野生の島のロズ』を観て引くほど泣いた34歳は私です…。

日記

ロズというキャラクターの魅力

台風が原因で無人島に不時着したお手伝いロボット「ロズ」。彼女は島の自然の中で生きる動物たちにとって“異物”だった。

新しい環境に馴染めず、動物たちにバカにされ、コケにされるロズ。それでも彼女はくじけずに、ただひたむきに動物たちと仲良くなる、生きる方法を探し続ける。

そんな中、ふいの事故をきっかけに、ひな鳥の親代わりとして面倒をみることになったロズ。最初は戸惑いながらも、彼女なりに「親」として奮闘する姿が、やがて島の動物たちの心を変えていく。そして、そんなロズをそっと見守る友達のキツネ……。

ロボットなのに、なぜこんなにも愛おしいのか。

感情を持たないはずなのに、彼女の言葉や行動には “温かさ” が宿っていて、いつの間にか感情移入してしまう。

彼女は完璧ではない。けれど、自分に足りない部分を全力で補おうとする姿勢、周りを気にせず助けるべき相手を助ける芯のある行動、あきらめず、自分が正しいと思うことを貫き、決して周りに振り回されない。そうやって「彼女らしく」生きていく姿に、周りは少しずつ心を動かされていく。

ロズのひたむきな姿に、気づけば私も心を奪われていた。

テーマ:助け合い、あきらめない、自分を貫く

ロズは学び続ける。挑戦し続ける。諦めず、自分が正しいと思うことを貫き通す。そして、助け合うことで生きていけることを少しずつ学んでいく。

「周りに振り回されず、自分のやるべきことをやる」その姿は、観る人に深く刺さるものがある。

そしてロズの心の変化も見どころだ。ロボット×感情…?!

息をのむ映像美と音楽

大自然の厳しさと美しさがスクリーンいっぱいに広がる。動物たちの表情、木々が揺れる音、風のささやき……すべてが繊細で、観ているだけで引き込まれる。

音楽もまた、感情の流れをそっと後押しするようで、気づけばロズと一緒に“生きている”感覚になる。

涙腺崩壊ポイント(ネタバレなしで)

生きることの厳しさと優しさ。出会いと別れ。助け合うこと、信じることの意味。

この映画には、心をぎゅっと締めつける瞬間がいくつもある。そして、ロズの選択や行動が、観る人それぞれの「大切なもの」に静かに触れてくる。

観終わった後の余韻

これはただの「泣ける映画」ではない。

孤独、共存、愛、選択——いろんなテーマが詰まっていて、大人も子どもも、それぞれ違うものを持ち帰れる映画だと思う。

涙を流す理由は人それぞれ。でも、私が観た機内で、客室乗務員にぎょっとされるほど「ボロ泣きした」ことだけは間違いない。

職業病発症

これはうちのクラスの子ども(小学一年生)にも見せたい!!!

尺も100分と、子どもも飽きずに見切れる丁度いい長さだ。

アイスエイジ」や「ペット」などの爆笑系ではないものの、これはこれで子どもたちの心に刺さるのではないかと思っている。

トレーラーをご紹介

少しでも気になる方はぜひ、このトレーラー2を見ていただきたい…。

▶️ Der wilde Roboter - Official Trailer 2
Watch Trailer | 2:57

 

私の個人的な大のお気に入りがこちらのクリップ。ひな鳥の名前が「Brightbill」になるまで… Brightbillが可愛すぎてもうダメ!

▶️ Der wilde Roboter - Naming Brightbill
Watch Clip | 1:12

 

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画像出典:https://www.imdb.com/title/tt29623480/

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