日本ではLINEでのやりとりがほとんどだが、ヨーロッパでは主にWhatsappだ。
基本誰もがとりあえずワッツアップのアカウントを持っているが、Facebook社のものなので、信頼性に不安があるという人はやはりいる。そんな人は、信頼性のあるチャットアプリと使い分けている。
私もこちらでは基本的にワッツアップを使っているが、
先日職場から、仕事用の連絡は”threema”というチャットアプリを使うように指示された。
threemaは高セキュリティ・プライバシー保護が売りの、スイスの企業のチャットアプリ。初期ダウンロード費用のみかかり、金額は3.99€。
利用開始時にSMSを送信しないので、電話番号やメールアドレスなどの個人情報を開示する必要がなく、匿名で利用できる。
エンドツーエンド暗号化により、メッセージ受信者以外がそれを読めないようになっていて、メッセージは配信後、threemaのサーバーから消去される。
アプリの販売により収益を得ているのは明確なので、収入源が清潔だ。
仕事以外に使わないので、まだそれほどよく機能を把握していないのだが、ワッツアップと比べるとシンプルな気がする。
主に使える機能は下記
- チャット機能
- 電話機能
- 写真送受信
- 位置情報送受信
- ボイスメッセージ
- 投票機能
- データの送受信
あとは、ワッツアップでは初期設定でなっている”オンライン”とか、”最終接続時間”が基本的に表示されないのも良い。
自分の電話帳に登録されている人の中でthreema利用者は、自動的にコンタクト先リストに出てくる。
先日私はスマホを買い替えた。6年ほど使っていたiphone 6sが、バッテリーその他もろもろの不具合が出てきたので、気分新たにSONYのExperia 10 Ⅱのアンドロイドスマホに変えたのだ。
他のアプリと同様、threemaも引継ぎしようとしたのだが…。
データはthreema Safeという機能でバックアップ・復元可能だが、IOSからアンドロイドへの引継ぎは、アプリ自体は買いなおさないといけないようだ。
ちなみにIOS→IOS、アンドロイド→アンドロイドなら買いなおさなくてOK。
ふーむ。
さらに謎なのが、小学校からthreemaをダウンロードするように命じられ、教師陣は”threema work”という無料版、私たち学童の教諭陣は普通の”threema”を3.99€でダウンロードしていて、事務所がなぜ異なるアプリをダウンロードしたのかよくわかっていないことだ。threema workを使っている人は、アカウント写真の右下にそのマークが表示されるので一目でわかる。機能の違いは不明。
家族や日本人の友人、うちの彼、台湾人の友人たちとはLINEでやり取りしているが、使いやすさだけで言うとやっぱりLINEが一番使いやすい。こんなに機能・スタンプ・絵文字が豊富で可愛いチャットアプリは他にない!(台湾では日本と同じく、LINEが主流らしい)
threemaはもちろんセキュリティ・個人情報保護の面ではとてもいいアプリだと思う。公式HPに日本語対応があればもっといい。
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