物価上昇を実感していた時に、友人に勧められて始めたtgtg。
このアプリを利用して廃棄食品を救済するにあたり、様々な発見や自分の変化があった。
今日はそんな個人の感想を少しご紹介したい。
tgtgについて簡単に説明
デンマーク発の食品ロス救済アプリで、アプリから周囲の飲食店等のSOSを見つけて、先払いして指定時間に取りに行く。それにより捨てられてしまう食品を格安で手に入れることが出来る。
加盟している飲食店は?
- レストラン
- スーパー(REWE, EDEKA, BIOスーパー)
- パン屋
- ガソリンスタンドのキオスク
- 肉屋
- ホテルのビュッフェ
- ケーキ屋
- カフェ
- ビール工房
tgtgで知名度を上げようとするお店もあるので、上記の店に限らずありとあらゆるお店が加盟している。
一番還元率が高いのはパン屋で、たくさんの種類のパンをゲットできる。
あとホテルのビュッフェはかなり穴場で、下の写真のように朝食ビュッフェで余った食材を山盛りいただける。
こんな人におススメ
- 比較的街中に住んでいる、または家から飲食店へのアクセスがいい
- 食費を節約したい
- フットワークが軽い
利用した感想
新しい店を試すきっかけとなった
今まで気にしたこともなかったような店(トルコ系ケーキ屋とか)、気になっていたけど行くきっかけがなかった店、それまで存在すら知らなかった店などと知り合うことができた。
福袋感覚が楽しい
カテゴリはあるものの、中に入っているものは開けるまでのお楽しみ。当たりはずれはやはりある。野菜・果物の袋を買っても、じゃがいも3kgだけの日もあれば、たくさんの種類の野菜が少しずつ入っている宝箱のような日もある。今日は何が入っているかな~?というワクワク感がとても好きだ。
救済した食材中心にメニューを考えるようになった
今までは食べたいものを作るために材料を揃えていた私。ワクワクを求めて救済した食品を、どう使おう?この食材があるから、この料理を作れるかも!と考えるようになった。せっかく救済したのだから、美味しく食べてあげないともったいない!という気持ちになり、料理する回数も増えた気がする。
食生活が変わる
当たり前だけど、救済する食品によって食生活は変わる。
スーパーから野菜・果物袋を頻繁に救済すれば、野菜室が潤う。レストランからすでにできた料理を救済すれば、料理する手間が省ける。
旅行先(物価の高いフランス)で節約のために利用してみた
tgtgはヨーロッパでも広く普及している。
フランス・アネシーを旅行中、毎日の外食代がかなり高くついていることに気が付いた。そこでこのtgtgアプリを開いてみると、周囲に救済サインを出しているお店がたくさんあるではないか!
私たちは翌日の朝食用に、PAULでパン詰め合わせセットを救済することに。バゲットサンドイッチ、色々なパンにフランボワーズのケーキが付いて4.5€だった。
言葉が不自由でも心配ないのも嬉しいポイント。(アプリで前払いしていて、店頭でアプリの画面を見せるだけでいいので)
半年利用した今思うこと
- 最初は手あたり次第色々なお店を試してみたけど、現在はお気に入りの数店だけにしぼり、週に一度程度利用している。
- 一度当たりをあてちゃうと、次にハズレを引いたとしても、『次は当たりかもしれない』と期待して、結局何度も買ってしまう。これってギャンブル?笑
- 今後も現在のペースで、ワクワク感を求めて利用するだろう。
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