初めての南ドイツ~スイス10日間|ミュンヘン・ノイシュバンシュタイン城・ボーデン湖・ルツェルンを巡る旅

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2025年6月、日本から遊びに来た両親と一緒に、南ドイツからスイスまで10日間ほどの旅行をしました。

今回の旅で訪れたのは、

ミュンヘン → ノイシュバンシュタイン城 → ボーデン湖 → スイス・ピラトゥス山 → ルツェルン → バーゼル → フライブルク → ミュンヘン

というルート。

南ドイツらしい古城や街並み、アルプスの山、ボーデン湖の湖畔、スイスの美しい街並み、そしてドイツ南西部のフライブルクまで、一度の旅行でかなり違った景色を楽しめるコースです。

今回は、車で移動したほうが便利な場所と、電車・徒歩で観光したほうが楽な場所を組み合わせたのがポイント。

日本から来た両親との旅行だったので、できるだけ「移動だけで疲れる旅」にならないようにしながら、南ドイツとスイスの定番スポットを詰め込みました。

この記事では、実際に私たちが回ったルートを紹介しながら、これから同じような旅行をする方に役立つ情報もまとめます。

今回の10日間のルート

今回の大まかなルートはこちらです。

1日目:ミュンヘン到着

2日目:ミュンヘン → ノイシュバンシュタイン城 → オーストリア国境付近

3日目:ブリエンツ → ボーデン湖 → メーアスブルク

4日目:メーアスブルク → フェリー → コンスタンツ → スイス・ヘルギスウィル

5日目:ピラトゥス山 → ルツェルン → バーゼル周辺

6日目:ラインファル → フライブルク

7日目:フライブルク観光

8日目:フライブルク → ミュンヘン

9日目:ミュンヘン観光・帰国準備

10日目:ミュンヘンから日本へ出発

※実際の滞在日数や航空便によって調整できます。今回の実体験では、上記のうち到着・出発を含めた日程で移動しました。

 

このコースをおすすめしたい人

今回のルートは、特にこんな方におすすめです。

  • 初めてドイツ南部・スイスを旅行する
  • ミュンヘンを起点にしたい
  • ノイシュバンシュタイン城に行きたい
  • スイスアルプスの景色を見たい
  • チューリッヒだけではなく、湖や山の景色も楽しみたい
  • ドイツとスイスを一度の旅行で楽しみたい
  • レンタカーだけではなく電車も利用したい
  • 両親・家族との旅行で、あまり無理な日程にしたくない
  • 都市観光だけではなく、自然も楽しみたい

特に「ドイツの街歩きだけでは物足りないけれど、スイスを中心にすると予算が気になる」という方には、かなりバランスのいいルートだと思います。

 

1日目:ミュンヘン到着

日本からミュンヘンへ到着。

長時間のフライトの後なので、初日は予定を詰め込まず、ホテルにチェックインしてゆっくり過ごすのがおすすめです。

私たちもこの日は移動の疲れを考えて、基本的には休養日にしました。

ミュンヘンは空港から市内へのアクセスも比較的しやすいので、レンタカーを利用する場合でも、到着日にすぐ車を借りる必要があるかどうかは考えておくといいと思います。

都市部では公共交通機関のほうが楽な場面も多いため、

ミュンヘン市内観光 → その後レンタカー

という流れもおすすめです。

 

2日目:ミュンヘン観光+ノイシュバンシュタイン城

朝はミュンヘンの街を散策。

ミュンヘン観光では、

  • マリエン広場
  • 新市庁舎
  • 聖母教会
  • シュナイダーズ(ビアホール)
  • レジデンツ周辺

などを歩きました。

ミュンヘンは見どころが中心部に比較的まとまっているので、短時間でも街の雰囲気を楽しみやすいです。

その後、車でノイシュバンシュタイン城へ。

ノイシュバンシュタイン城は事前予約がおすすめ

今回の旅行で、事前準備を特におすすめしたいのがノイシュバンシュタイン城です。

ノイシュバンシュタイン城は、基本的にガイドツアーでの見学となっています。また、訪問者が多いため、公式サイトでも事前のオンライン購入が推奨されています。

そのため、

「現地に行ってからチケットを買えばいいかな」

と考えず、旅行の日程が決まったら早めに確認しておくのがおすすめです。

また、城そのものだけでなく、山の上まで歩く時間やシャトルバスなども考えて、時間には余裕を持っておきたいところ。

両親との旅行だったので、ここは特に「移動+坂道+待ち時間」を考えてスケジュールを組みました。

ノイシュバンシュタイン城を見学した後は、オーストリアとの国境近くまで移動して宿泊。

この日は、ミュンヘン → ノイシュバンシュタイン城 → オーストリア国境付近

と進むことで、翌日の移動を少し楽にしました。

 

3日目:ブリエンツ~ボーデン湖~メーアスブルク

この日は今回の旅の中でも、かなり「景色を楽しむ日」。

まずブリエンツ周辺へ。

アルプスらしい山々と湖の景色を楽しんだ後、ボーデン湖方面へ向かいました。

そして、この日の宿泊地がメーアスブルク

メーアスブルクはボーデン湖畔にある小さな町で、旧市街の散策がとても楽しい場所です。

大都市とは違い、石畳の道やカラフルな建物、湖を眺めながらの散歩など、ゆっくりした時間を楽しめます。
見どころは、15世紀にたてられた古いお城と、ドラゴンファイヤーという中世をテーマにした内装の美しいレストラン。

「有名観光地を次々と巡る」というより、

湖畔の町で夕方までゆっくり過ごす

という旅が好きな方には特におすすめです。

 

4日目:メーアスブルクからフェリーでコンスタンツへ

この日は今回の旅で個人的に気に入っている移動方法のひとつ。

メーアスブルクからボーデン湖をフェリーで渡って、コンスタンツへ向かいました。

車ごとフェリーに乗せられるので、荷物を持って電車に乗り換える必要がありません。

ボーデン湖を船で移動するだけでも観光気分を味わえるので、

「移動そのものも観光にしたい」

という方におすすめです。

メーアスブルク~コンスタンツ間のカーフェリーは現在も運航されており、年間を通して運航されています。

コンスタンツに到着後はスイス方面へ。

ここからいよいよスイスに入ります。

この日はスイスのヘルギスウィル(Hergiswil)に宿泊しました。理由は、翌日に訪れるピラトゥス山に近いからです。

 

ドイツからスイスへ車で入るときの注意点

 

今回のようにドイツからスイスへレンタカーなどで移動する場合、道路料金には注意が必要です。

スイスの高速道路を利用する場合は「ヴィニエット(Vignette)」という高速道路ステッカー/電子版の購入が必要で、現在の料金は年間CHF 40です。

スイスを短期間だけ旅行する場合でも、日割りの高速道路料金ではなく年間タイプなのが特徴。

レンタカーでスイスの高速道路を走る予定なら、

「借りる車にスイスのヴィニエットが付いているか」

をレンタカー会社に確認しておくと安心です。

 

5日目:ピラトゥス山+ルツェルン

今回の旅行で、私が特におすすめしたいのがこの日。

ピラトゥス山+ルツェルンです。

ピラトゥス山は、ルツェルン近郊にある標高2,128mの山。

山頂からはアルプスと湖の景色を一望できます。

山へのアクセス方法はいくつかありますが、特に人気なのが、

ルツェルン → 船 → アルプナッハシュタート → 登山鉄道 → ピラトゥス山

というルート。

いわゆる「ゴールデン・ラウンド・トリップ」です。

逆に、

ルツェルン → 電車 → クリエンス → ゴンドラ・ロープウェイ → ピラトゥス

という行き方もできます。

公式サイトでは、ゴンドラ・ロープウェイや登山鉄道の時刻表が公開されているので、訪問日の運行状況を確認してから計画するのがおすすめです。

また、混雑時には登山鉄道の予約が必要になることがあります。

 

ピラトゥス山で気をつけたいこと

山なので、麓が晴れていても山頂の天気が同じとは限りません。

6月でも山頂は涼しくなることがあります。

そのため、

薄手の上着+歩きやすい靴

は用意しておくのがおすすめです。

また、両親との旅行なら、山頂ですべてのハイキングコースを歩こうとせず、

景色を見る → 少し散策 → 休憩 → 下山

くらいでも十分楽しめます。

 

午後はルツェルンへ

ピラトゥス山を楽しんだ後はルツェルンへ。

ルツェルンでは、

  • カペル橋
  • 旧市街
  • ルツェルン湖
  • 旧市街の街並み

などを散策しました。

スイスの中でも「山・湖・旧市街」を一度に楽しめるので、初めてのスイス旅行にはかなりおすすめの街です。

この日の宿泊はバーゼル周辺。

 

6日目:ラインファル(ライン滝)~フライブルク

この日は、スイス北部にあるラインファル(ライン滝/Rheinfall)へ立ち寄りました。

ラインファルは、ライン川にあるヨーロッパ最大級の滝。幅約150m、落差約23mという迫力のある滝。実際に近くまで行ってみると、想像していた以上の水量と音に圧倒されます。

滝の近くには展望ポイントがあり、さまざまな角度からラインファルを見ることができます。時間に余裕があれば、滝の近くまで行くボートに乗るのもおすすめです。

今回の旅では、ピラトゥス山やルツェルンなどスイスの観光地を巡った後だったので、最後にもう一つスイスらしい景色を楽しんでからドイツへ戻る、という流れになりました。

ラインファルはチューリッヒからも比較的アクセスしやすいため、チューリッヒ観光と組み合わせるプランにもおすすめです。

 

ラインファルを見学した後は、ドイツへ戻り、フライブルクへ向かいました。

フライブルクはドイツ南西部に位置する大学都市で、黒い森(シュヴァルツヴァルト)の玄関口としても知られています。

この日は移動が多かったので、フライブルク到着後はホテルにチェックインして、ゆっくり過ごしました。

翌日はフライブルクを一日かけて散策します。

 

7日目:フライブルクをじっくり観光

今回、フライブルクには2泊しました。というのも、両親の希望で私達が住んでいる街をよく見たいということだったからです。

これは結果的にかなり良かったと思っています。

旅行ではついつい、

「せっかく来たのだから、もっとたくさんの場所へ!」

となりがちですが、両親との旅行では、1つの街に連泊してゆっくり過ごす日を作るのも大切。

フライブルクでは、

  • ミュンスター(大聖堂)
  • ミュンスター広場
  • 旧市街
  • ベッヒレ
  • シュヴァーベントーア
  • シュロスベルク周辺

などを散策。

フライブルクの特徴といえば、街中を流れる小さな水路「ベッヒレ」。

旧市街を歩いていると、道路脇を水が流れていて、フライブルクならではの景色を楽しめます。

「有名観光地を制覇する」というより、カフェに入ったり、広場で休憩したりしながら街を歩くのに向いている場所です。

 

8日目:フライブルクからミュンヘンへ

旅行後半はフライブルクからミュンヘンへ戻ります。

ここは車で戻る方法もありますが、長距離なので、電車を利用するという選択肢もかなりおすすめ

ドイツ鉄道(DB)の現在の検索例では、フライブルク~ミュンヘン間は最速で約4時間弱の列車があります。

逆方向のミュンヘン~フライブルクも、現在は約4時間程度の列車が検索できます。

旅行では「車のほうが自由」と思いがちですが、

長距離移動は電車、観光地巡りは車

と使い分けると、運転する人の負担を減らせます。

ミュンヘン到着後は、最後の街歩きを楽しみました。

 

9日目:ミュンヘンから出発

最後はミュンヘンから日本へ。

ドイツの長距離旅行では、帰国日の朝まで予定を詰め込むより、

前日にミュンヘン(空港のある場所)へ戻っておく

ほうが安心です。
なぜかというと、ドイツ鉄道が遅延やキャンセルの心配があるからです。

特にレンタカー返却や空港への移動がある場合は、最終日に長距離移動を残さないほうがいいと思います。

 

この旅で「車」が便利だった場所

今回の旅では、車が特に便利だったのは、

ノイシュバンシュタイン城周辺

ボーデン湖

メーアスブルク

スイス方面

の区間。

湖畔の町や郊外の観光地を複数回る場合は、車があるとかなり自由度が高くなります。

特に日本から来た両親と一緒だと、スーツケースを持って駅を乗り換える回数を減らせるのは大きなメリットでした。

あと、今回車移動で、次の目的地への時間を1時間半以内に設定したことは良かったと思います。

逆に「電車」が便利だったところ

一方、都市部では電車や徒歩のほうが楽。

特に、

ミュンヘン
ルツェルン
バーゼル
フライブルク

などは、街の中心部を歩いて観光できるので、車を駐車場に置いてしまったほうが身軽です。

また、フライブルク~ミュンヘンのような長距離移動も、電車にすると運転の負担を減らせます。

今回の旅を通して感じたのは、

「全部車」でも「全部電車」でもなく、場所によって使い分けるのが一番楽

ということでした。

 

6月の南ドイツ・スイス旅行、服装は?

6月は旅行するにはかなりおすすめの季節。

日中は比較的過ごしやすく、日が長いので観光時間も取りやすい時期です。

このコースの良かったところ

今回のルートで特に良かったのは、景色がどんどん変わっていくこと。

と、同じ旅行なのに毎日違った雰囲気を楽しめました。

特に初めて南ドイツやスイスへ行く人にとっては、

「ドイツ旅行」と「スイス旅行」を別々に計画するより、一つの周遊旅行にしてしまう

のもおすすめです。

 

逆に、次回なら変えたいところ

実際に旅行してみて感じたのは、やはり少し移動が多かったこと。

特に、

「今日はここを観光して、夕方には次の街へ移動」

という日が続くと、観光そのものより荷物の整理やチェックイン・チェックアウトが大変になります。

両親との旅行なら、可能であれば、

2泊する場所をもう少し増やす

のもおすすめ。

例えば、ピラトゥス山+ルツェルンの日はルツェルンに宿泊し、翌日にゆっくりルツェルンを観光するというプランにすると、さらに余裕が出ます。

あと車の運転時間が長いので、交代できる人がいると余裕が出ます。

 

初めての南ドイツ~スイスなら、このルートがおすすめ

今回の旅行をベースに、私なら次のようにまとめます。

王道ルート

ミュンヘン 2泊

ノイシュバンシュタイン城

ボーデン湖・メーアスブルク 1泊

ルツェルン・ピラトゥス 2泊

フライブルク 2泊

ミュンヘン 1泊

これなら「観光地を詰め込みすぎない」「移動だけの日を減らす」「山と湖と街を全部楽しむ」というバランスが取りやすいと思います。

 

まとめ|10日間でも「ドイツ+スイス」は十分楽しめる

今回、日本から来た両親と実際にこのルートを旅行してみて感じたのは、

南ドイツとスイスは、10日間前後でもかなり充実した周遊旅行ができるということ。

ミュンヘンだけでなく、ノイシュバンシュタイン城、ボーデン湖、ルツェルン、ピラトゥス山、バーゼル、フライブルクまで足を延ばすことで、

「ドイツの街並み」
「アルプスの山」
「湖畔の景色」
「スイスの街」
「ドイツ南西部の雰囲気」

を一度に楽しむことができました。

そして、今回の旅行で一番大事だと感じたのは、全部を完璧に見ようとしないこと

特に家族旅行では、移動時間を減らして、景色を眺めながらお茶をしたり、街をゆっくり歩いたりする時間も大切です。

これから初めて南ドイツやスイスを旅行する方の、「どこを回ろう?」という悩みの参考になれば嬉しいです。

 

旅行前にチェックしておきたいこと

最後に、このルートを実際に計画するなら、以下は事前に確認しておくのがおすすめです。

① ノイシュバンシュタイン城のチケット
混雑するため、公式サイトで早めに確認・予約。

② ピラトゥス山の運行状況・チケット
山の交通機関は季節によって運行時間が変わるので、訪問日に合わせて公式時刻表を確認。

③ スイスの高速道路ヴィニエット
スイスの高速道路を利用する場合は必要。現在はCHF 40で、電子版もあります。

④ ボーデン湖のフェリー時刻
メーアスブルク~コンスタンツ間は車ごとフェリーで移動できます。時刻表は旅行前に確認しておくと安心です。

⑤ 車と電車の使い分け
都市観光は電車・徒歩、郊外や湖畔巡りは車、と分けると旅行がかなり楽になります。

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