私が現在持っているビザは、 Visum zur Betrieblichen Ausbildung と言って、実践型のAusbildungをする人のためのビザ。おそらく、就労ビザの一種だと思われる。
このビザでは、本職以外の仕事を10時間/ も許可されている。(別添えのカードのような紙に記載されていた。)
今回の記事では、これについて紹介していこうと思う。
滞在許可期間
滞在許可証に記載してある期間は、Ausbildungの契約書にある日にちそのまま。3年分だ。
必要書類
外国人局からはじめに提出を求められた書類は下記の通り。
- 記入済み、サイン済みのビザ申込用紙
- Ausbildung契約書
- 金銭証明
- 住居証明
- 健康保険加入証明
- ドイツ語B1 証明書
- パスポートのコピー
以下追加で求められた書類
- 実習先が発行した職務記述書 (ausgefüllte Stellbeschreibung vom Arbeitgeber)
Ausbildung契約書
これは三者間契約書で、学校が発行し、実習先に郵送し、最後に自分の手元に届く。
学校はこの時期忙しくてなかなか外部からの問い合わせには答えてくれない。気長に待つしかなかった。結局契約書が学校から実習先に発送されたのは、6月末頃だった気がする。
金銭証明
職務記述書
これは実習先にお願いして発行してもらった。
申し込みプロセスからビザの上がりまで
コロナ禍だったので、やりとりはすべてメールだったので、もろもろの手間が省けて楽だった。
やりとりの中で、最初に必要とされた書類以外にも色々と求められるが、それはほぼその場で準備できるような書類だった。
Ausbildungの契約書が3者間契約書のため、完結するまでに大分時間がかかったので申請するのに時間がかかってしまったけど、提出さえすれば一安心。1ヵ月ほどでビザは受け取れる。
料金
ビザ受け取りの際に、100€弱支払った。
Visum zur Ausbildungsplatzsuche
この記事を書くにあたって、自分のビザを今一度確認してみて初めて分かったことがある。
なんと、Ausbildungを探すための期間にもビザが下りるらしい。最長6カ月だそう。
おわりに
ビザの申請は、色々と準備するのが大変。外国人局とのやりとりもなかなかスムーズにはいかないし、とにかく苦労することが多い。
でも、取ってしまえばあの外国人局とも3年コンタクトを取らずに済むのだから嬉しい。
お住まいの自治体によって、必要書類や条件は違ってくるかもしれないので、各自ご確認くださいませ。
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