ドイツで保育士のAusbildungをしたくて、渡独準備中という読者さんもいらっしゃるだろう。
そんなあなたが、今日本にいるからこそできること、やっておいた方が後が楽なことを思いつく限り挙げてみた。
ちなみに保育士以外のどのAusbildungをするにしても、あなたがドイツ以外で学校を卒業した場合、成績書(Anerkennungのための)が必要になる。
ちなみにBFDとして子どもと一緒に働く場合は、日本での成績書は必要ないものの、麻疹の予防接種証明は必要になる。
最終学歴の成績書を準備する
高校なら成績書、大学なら成績書と卒業証明書を準備しよう。
可能なら英語版かドイツ語版を取り寄せることをおすすめする。
なぜならこれはAnerkennungという、自分の学歴がドイツではどれに相当するか証明するものを取得するために必ず必要だからだ。AnerkennungはAusbildungの応募に必ず必要となる。
私の場合、必要と判った時にドイツから取り寄せようとしたら色々と手続きが必要で大変だった。
両親にわざわざ申請しに行ってもらったり、大学の事務の方がEMSで発送してくださったり、周りに手間をかけさせてしまう羽目に。日本にいるうちに準備しておくべき。
予防接種の証明書を準備する
ドイツで子どもと一緒に仕事する人は、麻疹などの予防接種を受けている必要がある。
それを証明するために、自分が過去にうけた予防接種が書面上でわかるようにしておこう。
私は母子手帳だった。
以下、ドイツでも出来るけど日本でやっておくと楽なこと
上記の書類を英語またはドイツ語に翻訳する
翻訳する場合は2択、公認翻訳士にお願いするか、自分で翻訳するか。
ポイントは、成績書は必ず公認翻訳士を通す必要がある。
公認翻訳士とは、翻訳事務所の翻訳士さん。ドイツ語⇔日本語を専門の方を見つけて依頼する。メリットはこちらの手間・時間の短縮と確実さ。デメリットは料金がそこそこかかること。
自分でするメリットは、なによりコスト節約になること。デメリットは、手間・時間がかかること。
公認翻訳士に翻訳を全部お願いしてしまうのがスタンダードだが、もしかしたら自分で翻訳したものを公認翻訳士に確認してもらい、サインをもらうこともできるかもしれない。そしたらコスト節約になるかも?各自で確認していただきたい。
私の場合は、大学の成績書と卒業証明書は英語版を取り寄せることが出来たので問題なかった。
予防接種は自分の翻訳だけでいけた。自分でした翻訳と、日本語の原本も一緒にかかりつけ医に見せたところ、医師はざっと目を通して「私は日本語が読めないから、君を信じるよ。」と予防接種確認書類にサインしてくれた。というのも、日本語の原本にラテン語で書かれている部分もあるので、ドイツの医師も少し読めるからある程度確認はできたのだと思う。
まとめ
Anerkennung はドイツに来てからじゃないと出来ない(ドイツでの住居証明が必要)ので、Anerkennungに必要な書類の準備をいかに進めておくかがポイント。
それが後で自分を大いに助けるだろう。
ドイツで保育士が必須な予防接種・おすすめの予防接種:https://www.pro-kita.com/recht/gesundheit-und-hygiene/notwendige-impfungen-fuer-kita-mitarbeiter/
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