私は先日、2時間の長距離バスの中で初めて例のヘッドフォンを着けてみた。
ソニーのWH-1000XM5である。
これがまた本当に大活躍してくれた。改めて言うけど、買って本当に良かったと思う。
その日は朝早く、まだ夜のように暗い中での出発。静か～なバス内で、私の後ろに座るおばちゃん２人だけが、終始ずーっと普通のボリュームの声でおしゃべりしていた。
状況的には、ヘッドフォンがなければ私は結構イライラしていたと思う。
ただ、ヘッドフォンを装着すると、話し声はほとんど聞こえなくなった。感覚で言うと、何となく人が話しているのは聞こえるけど、音はかなり小さく、3～4列後ろで、ひそひそ話しているくらいの音だった。
道中は本当に快適だった。バスのエンジン音もだいぶ抑えられて、私は再び静かな部屋にいるような感覚の中にいたのだった。
途中で団体さんが乗り込んできて私を囲むように座り、おしゃべりしていた。イタリア人ぽく、ジェスチャーとか使いつつ、結構な声量だったようだが‥
私はヘッドフォンのおかげで、話し声をあまり聞かなくてすんだ。これも、さっきと同様、『何となく人が話しているのは聞こえるけど、音はかなり小さく、3～4列後ろで、ひそひそ話しているくらいの音』である。
ヘッドフォンがなければ、おばちゃんの話し声に続いて団体に囲まれて、うるさくて散々な道中だったなぁ‥と思っただろう。
ノイズキャンセリングヘッドフォンを装着するだけで、公共交通機関での移動時間がこんなに快適になるとは正直思わなかった。周りの騒音に左右されず、自分の快適空間を創ってくれるヘッドフォン、本当にすごい。
同時に、これだけ周りの騒音が自分の精神の健康に影響するということは、自分はもしかしたら音に敏感なのか？と新たな気づきを得るくらい、新鮮な体験だった。
メリットに比べればなんてことないのだが、デメリットをあえて言わないといけないとすると、まぁケースに入れて持ち運ぶと少し嵩張るかな‥というくらいだ。
こんな方には心からおススメです。
- 音に敏感な方
- 公共交通機関での移動が多い方
- よく旅行する方
少しかさばるけど、交通機関で長距離移動の時には大大大活躍してくれるノイズキャンセリングヘッドフォンでした。
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