最近、小学校で子どもたちとこのゲームを遊んでいて、とても盛り上がるので紹介しよう。
一言で言えば「人狼ゲームを簡単(シンプル)にしたバージョン」である。
ゲーム概要
ジャンル: 推理系ゲーム(狼 vs 農民)
推奨人数: 6人以上+司会者1人
所要時間: 1回15分~
準備
- みんなで円を描くように座る。
- くじを作る(例: 狼3人、農民3人、羊4人)。
- 各自くじを引き、自分の役職を確認する(他の人には秘密)。
- くじを回収したらゲームスタート!
ゲームの進行
1. 夜のターン(司会進行)
司会者: 「夜になりました。村のみんなは深い眠りにつきます…。」→ みんな頭を下げて目を閉じる。
司会者: 「狼が目を覚まします。」→ 狼の役の人が静かに頭を上げる。→ 食われる相手を1人選び、(例としてAさん)物音を立てずに司会者に伝える。
司会者: 「狼は再び眠りにつきます…。」→ 狼は目を閉じる。
2. 朝のターン
司会者: 「朝になりました!村のみんなが目を覚まします。残念ながら、この夜を越せなかったのは…Aさんです。」
→ Aは自分の役職を発表し、円の外に出る。
Aが狼だった場合 → 農民チームが有利に。
Aが農民だった場合 → 狼チームが有利に。
Aが羊だった場合 → 特に影響なし。
3. 話し合いと投票
司会者が村人たちに「狼に心当たりはありますか?」と尋ねる。
例:
B: 「Cが狼だと思う!そっちの方から物音が聞こえたから。」
司会者: 「Cさん、弁解しますか?」
C: 「私は狼じゃない!ずっと眠ってた!」
司会者は疑われている人に発言させ、多数決で投票を行う。多数決で選ばれた人は役職を発表し、円の外へ。
この流れを繰り返し、最後に狼か農民のどちらかが多く残っていた方が勝ち!
ゲームのポイント
- 目を閉じているときに盗み見をしないようにする。
- 耳をすませて物音を聞く。
- 相手のしぐさや表情をよく観察する。
- 静かすぎる人や目立ちすぎる人は要注意。
- 誰かが狼を疑った後、その人が次に脱落したら、疑われた人が狼の可能性大。
- 司会者の進行がスムーズだと、ゲームがより楽しめる!
遊んでみた感想
感覚、推測力、人間観察力、ディスカッションなど、様々な力を育むゲームだ。
1年生の子どもたちも、勝つと大喜び!羊役はちょっと地味だけど、工夫次第で羊も生かすことができる。
今まではずっと私ら大人が司会を担当していたのだが、今日は初めて、1年生の女の子が司会を担当!おぼつかないながらも頑張る姿に、成長を垣間見ずにいられなかった。
このゲームは、推理力・観察力・議論力を育む素晴らしい遊びです。人狼ゲームの一歩前のゲームとしても、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
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