PIA-Ausbildungの2年目は、色んな理由が重なって、個人的には一番しんどい一年だった。
理由は下記
- 一番仲良かったクラスメイトがAusbildung離脱
- 新しく加入したクラスメイトたちのモチベーションが低すぎて、クラスの士気が下がった
- 高校生活のような学校行事(修学旅行3泊4日)
- 慣れないプレゼンテーションを2回
- 多くの科目で後期のテストが筆記ではなくグループ試験
- 実習先での難しい課題
- 一年目から溜めてきたストレスが積み重なって限界を迎えた
信頼できる友人は大切である
Ausbildungは、まるで高校生活のよう。信頼できる友人は心の支えである。
もう30歳越えてるいい大人なのに、友人が急にいなくなった後からはしんどかった。年齢に関係なく、友人は必要だ。
クラスの雰囲気
新しいクラスメイトたちは、勉強・成績なんて知ったこっちゃねぇというスタイルで、授業中ずっと関係ないことをしたり、おしゃべりしていた。
ただでさ定員ギリギリの大所帯で、そういうおしゃべり声は教室中を響き渡る。私はその雑音が邪魔で授業に集中できなかった。おそらく私は音に敏感なのと、ドイツ語が母国語じゃないから集中しないと理解できない。
そしてその新しい悪い風は、クラス中を吹き抜け、士気を下げて、数人を道連れにしていった。
これについては話が長くなるので、別の記事で詳しく書くつもりだ。
フライブルク近郊の山小屋で修学旅行
結局修学旅行の行き先は、費用負担が安く済むということで近郊の山小屋になった。
一緒に料理したり、焚火したり、ハイキングに行ったり、Erlebnispädagogikをしたり…
楽しかったけど、この歳で若い子たちとの共同生活はキツイ。もう学校生活だけでホント十分だから!!3泊4日が終わったあとつくづく『あ~もうホント疲れた。』
パワーポイントを使ったプレゼンテーション
2年目では初めて、パワーポイントを使ったプレゼンテーションをすることになった。
1回目は一人で、とあるテーマついて約20分間。
2回目はグループで、とある教育メソッドについて約15分間。
ドイツ式のプレゼンテーション、全く経験がなかったし、外国語だし、本当に大変だった。個人的に人前で話すことが苦手なので、なんならこのAusbildungで一番大変だった。
グループ試験の煩わしさ
グループ試験は、上手くいけばとても楽しく、筆記試験よりも断然楽に済む。
上手くいかない時はもう地獄だ。乗り気じゃない人、期限や自分に与えられた仕事をやり切れない人、連携が取れない人…その結果で自分の成績が決まってしまうから、納得がいかない。
後期の試験は、40%くらいの教科でグループ試験だった気がする。
実習先後期の課題:thematische Einheit
とは、1年生後期で習うgezielte Aktivitätを4本立てにした、いわゆる進化バージョン。大掛かりなので、計画や準備などの負担が大きい。テーマを決めて、4つのプロジェクトを子どもと一緒にする。そのうち1つは実習先試験として先生が見に来る。
私はテーマに『健康的な栄養』を掲げて、4つの異なるプロジェクトを遂行した。子どもたちは大喜びだったのだけど、準備するこっちは本当に大変だった…。これも別の記事で詳しく書こうと思っている。
ストレス発散法を早めに確立すべきだった
私はプライベートでこれといった趣味もなく、1,2年目はテスト勉強や実習先プロジェクトの準備などで土日を使っていた結果、Ausbildungのストレスを発散する機会がなく、2年目の最後の方に精神的に参ってしまった。
自分の生活の中で、どれくらい時間を使えるか、どれくらいの成績を望むか、オン・オフをしっかり切り替えるなど、バランスの取れたタイムマネジメントやストレス発散法を早めに見つけることは、Ausbildungと同じくらい大切だと思い知った。
さいごに
こんなにネガティブな事ばかり書いて、これからAusbildungをする人が読んだらげんなりしてしまうのではないかと思ったが、ここは正直に書いた。というのも、誰かの参考になるかもしれないから。
アドバイスとしては、グループ試験が多いので、常日頃からクラスメイトで『この人とならいいグループワークが出来る』という人を見つけておくこと。
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