義両親の美味しいドイツ料理で前向きな気持ちになる

日記

相変わらずAusbildungのテスト期間で、それに加えて提出物などの期限などもあり、週末も気が休まらない毎日が続いている。家では料理するのが大好きなのに、それすらも面倒くさい。

先日体重を計ったら、3キロくらい痩せていた。…と言うと驚かれそうだけど、私は元気だ。凍える寒さのドイツで、周りは風邪とかコロナだらけだが、私は大丈夫だ。まぁでも、ちゃんと食べているのに、運動もしないのに痩せていくってどいういうことだろう。

本当は土曜日、彼の友人夫妻の新居に招かれていて、その夜から日曜日にかけてその近郊に住む彼の両親を訪ねる予定だったのだが、もう私自身がいっぱいいっぱいだったので、直前で私だけ辞退させてもらうことにした。

前日に断るなんて失礼極まりないことは承知で、ムティも私の好きなドイツ料理を準備してくれてたらしく、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

このPIA-Ausbildungは本当にすばらしくて気に入っているが、学業と同時に実習も平行していくということは、テストの時期は仕事しながらテスト勉強しないといけないので、ここがちょっと大変かもしれない。

おそらく、この1クールを乗り越えれば色々と流れを理解できて、気持ち的にもだいぶ楽になるだろう。

 

今日、ムティが彼をうちまで送ってくれて、ついでに私の分の料理も持ってきてくれた。

リンダールラーデ(香味野菜を牛肉で巻いたもの)とマッシュポテト、赤ビーツのサラダだ。私はファーター(彼の父)が作るこのマッシュポテトが好きで、ずっと食べたかったので嬉しかった。

赤ビーツはこの料理には付き物らしく、いつも出てくる。これは特に好きではないので、そっと冷蔵庫にしまっておいた。

このソースがかかったところのマッシュポテトが美味しいのだ。

ムティはこの時期クリスマス前になると、リンザートルテというこちらで伝統的なクリスマスケーキを3つ焼き、1つを私たちにくれる。シナモンなどのスパイスの効いた生地に、ラズベリーのジャムが載っている。1か月くらい放置しておくと水分が抜けて、良い感じに乾き、しっとりとしてくる。

今回ムティはリンザーも持ってきてくれた。

私は甘いものが苦手で、ましてやドイツでケーキなんて普段絶対に食べないのだが、ムティのリンザーは甘すぎず、かなり美味しいと思っている。一年に一度しか焼かないので、教えてもらう機会が中々無いのが残念だが、きっといつか。

 

ムティはコーヒーを一杯飲んで「じゃあまたカピバラの誕生日に来るね。アディオス!」と、いつものようにサクッと帰っていった。

 

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