友人たちと久しぶりに飲みに行った夜とコロナの陰性証明

日記

フライブルクでは、先週あたりからようやく再び飲食店が開き、陰性証明の提示を条件に入れるようになった。

いろいろなうわさがあって、陰性証明なしでも入れるところがあるとか、自分でテストするキットも有効だとか。私たちはまだ誰も外食するためにテストをした事がなく、正直どんなものかわかっていなかったので、とりあえずテストせずに常連のバーで待ち合わせすることにした。

2019年頃は頻繁に訪れていたバーなのに、コロナ禍でしばらく来なかったせいで、トラムを降りてさあバーへ向かおうとした時、自分がその場所をちゃんと思い出せないことに気が付いた。なんと悲しい…。Mariaというバーで旧市街のMartinstourの近くにある。

これは2019年、すべてがまだ普通だった時‥。

店員さんに聞いたら、やっぱりテスト結果がないと入れないらしい。

陰性証明は、薬局、テストセンターという名のテント、大型会場などで実施されていて、やっぱり自分でテストしたものじゃダメらしい。予約も必要だったりして、あ~もうめんどくさ!!と思った。

幸いその近く(Unicafeの横)にちょうどテストをするところがあり、しかも予約なしで、並ばずにすぐにテストを済ませることができた。

身分証を提出して、紙に名前・住所を記入、隠されたところに2つ席があって、そこで綿棒を鼻に入れてコチョコチョされて、終わり。無料だった。10分後くらいに結果を知らされて、その時にもらう陰性証明のこの紙を飲食店に見せる。

※一応貼っておこう、フライブルク内のテストセンターはここからチェックできる:https://www.freiburg.de/pb/,Lde/1674107.html

 

Mariaではテラス席に座ったものの、席が日陰で風が強く、座っているとだんだん体が芯から冷えてくる。中に入りたいけど、ちょっと気が引けるよね~と話しながら、ビールを二杯飲んで二軒目に移動した。

二軒目は、Blauer Fuchsというドイツ料理兼飲み屋。Martinstorを抜けて、大学方面に路地を入ったところにある。場所がちょっとわかりにくいが、店内が広々としていてこの時期安心なのと、建物が昔のドイツの家で、柱とかが見えていい雰囲気。店員さんも結構親切だ。

お酒の種類がすごくて、ウイスキーとジンが特に多い。日本のウイスキーも10種類くらい置いてあった。明石、山崎、ニッカ等々…。もちろんイギリスのウイスキーも。

私は以前から一度飲んでみたかった、Arran 10年とBowmore 12年を試すことができた。

Arranは想像していたより香りが少なく(たまたま瓶が古かったのかな?とも思った)、Bowmoreはみんなが口をそろえて「ベーコンの匂い!」というほどスモーキーだった。

 

ここで、バイトが終わって合流する予定の友人から連絡がきた。

テストセンターがもう閉まっている、と。

私たちは急いで他の所を探したが、19:30過ぎにはもう閉まっているところが多く、こりゃぁ困った!

 

ひとりの友人が店員さんに、近くにテストセンターがあるか聞いたところ、店員さんは言った。「あ、それならうちでテストできるよ。4€ね。」

中にはこういうとこもあるのだと知った。

友人は到着してすぐテストし、お店から陰性証明の紙をもらい、無事合流。

よかった~。その陰性証明は、24時間有効らしい。

 

私の友人たちは、3人台湾人、ひとり中国人。

2019年に語学学校で知り合ってから今にいたる、こっちでは長い付き合いの友人だ。

こっちではたくさんの外国人と友達になるけど、みんなどこかに行っちゃったり、長い付き合いができるのはかなり珍しい。気の置けない仲で、彼女らたちと出会えてなかったら…と考えるとぞっとする。運命の仲間たちだ。

コロナが本当に過ぎ去ったら、前みたいに、家にあつまって飲み散らかしたいね。

 

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