ICEでの旅と、ミュンヘンのキッチン付きホテル<MLOFTアパートメント>のレビュー

フライブルクから旅行

2021年6月現在、フライブルクからミュンヘンまでの公共交通機関はICEのみ、フリックスバスは運休している。

電車で東に真っすぐ行くことが出来たら、3時間くらいでミュンヘンに到着するだろう。残念ながら山脈地帯が横たわるので、線路が引けない。よって、フライブルクから北上してマンハイムでミュンヘン行きに乗り換えという、地形的には大分遠回りの、合計4~5時間の旅になる。

フライブルク中央駅にて、さっそく電車が20分遅れてやってきた。

ICEに遅延はつきもの。走行距離が長い事と、普通の電車と同じ線路を走っているので、周りの影響を受けやすいことが原因だ。20分なんてまだマシな方…。

木曜日の夕方、ドルトムント行きのICEは80%くらいの乗車率だった。

マンハイムで乗り換え、次に停車するのはシュトゥットガルト。そこから発車するときに、進行方向が逆になる。

シュトゥットガルトからウルムへ向かう途中、車窓から素晴らしい景色に出会えた。

谷あいの街が、通りすぎた雨に洗われてキラキラと輝いていた。

Geislingen an der Steige という街だった。見たことのないほど色が濃く、太くはっきりした二重の虹を数回目撃した。

北海道のような雄大な自然を眺めて5時間弱…

ミュンヘンに到着し、ホテルに直行~!

今回泊ったホテルはここだ。(以下ホテルのレビュー)

※到着したときに疲れていて、部屋の写真を撮るのを忘れてしまった。以下写真なしのレビューになってしまい申し訳ないのだが、もし写真が見たい方は、google mapsのこのホテルの口コミに他の人たちが写真を投稿していて、私たちがまさに泊った部屋の写真もあったので、それを見ていただきたい。ダブルベッドの足元に赤いカバーがかかっている部屋だ。これが二人用スタンダードの部屋らしい。

・Mloft Apartment Munchen

キッチン付きのホテルにしたのは、レストランがまだテラス席しか開いていないので、天気が悪かった時や、レストランに行けない時のための保険で。

最寄りのTruderingという駅から、徒歩で10分ほどのところにそのホテルはあった。

(TruderingはMarienplatzから東に6駅20分)

道中にサブウェイがあり、隣にバーガーキング、ホテルの下はエデカがあり、食料の調達には十分便利だ。

ホテルへの入り口は、エデカの入り口の横にひっそりとあった。受付と書かれている一つだけ赤いボタンを押すと、自動でドアが開く。一階上のドアから入ると、小さな受付がある。

到着が21時過ぎていたので、受付にある自動チェックイン機でチェックインを済ませ、機械から出てきた部屋のカードキーを受け取り部屋に向かった。(10時~16時はフロントにスタッフがいる)

ホテルは我ながら良いチョイスだった。部屋はモノクロでおしゃれにまとまっていて、赤いじゅうたんとベッドカバー・枕でアクセントがきいている。キッチンは黒いタイルの壁でおしゃれで清潔感がある。備え付けは電子レンジ、湯沸かし器、食洗器などの機器から、食器類、鍋・包丁・皿・ナイフやフォークなど、ざるや料理用スプーンなどの細かい物まで、すべて揃っていた。なかったものはといえば、オーブンくらいだろうか。

公式HPにはキッチンにあるものについてそこまで詳しく乗っていないが、必要なものは全部置いてある。

しいて言えば、コーヒーメーカーのsenseoも備え付けてあったから、カフェパッドがあればコーヒーも簡単に作ることができた。パッドはホテルの下のエデカでも購入できる。

 

ベッドの背面がちょっと高くなっていて、その裏に二人分の食卓がある。壁際のコンセントは重宝した。

収納がたくさんあったのも、このホテルを気に入ったポイント。部屋を入ってすぐ壁際に靴をしまい、その上の広めの棚にスーツケースを横たえ、その上のポールにハンガーで上着をかけることができた。ハンガーももちろんホテルについているものだ。

その横はクローゼットになっていて、さらにズボンやワンピースなど丈の長い服もハンガーにかけてしまうことができた。その上は棚になっていて、ちょこんと小さな金庫が置いてあった。あとアイロンとアイロン台もあった。

その横はさらに収納棚になっていて、小さなものをしまうことができた。

ベッドの正面壁に大きめのテレビがかかっていて、テレビを見る以外にクロームキャストで携帯と繋いで動画を見たり、音楽を聴くこともできる。

枕の辺りを壁が少し囲うようになっているのだが、その壁にものを置くスペースがあり、おまけにコンセントまである。携帯を充電しながら枕元に置けて、水とメガネも置ける。

配置的に、部屋に入ってすぐ正面にベッドがあるのが気になったが、ベッドの枕のあたりの囲いがあったので、滞在中はそんなに気にならなかった。

 

天井が高くて、全面窓で、開放感がある。

レースのカーテンと普通のカーテンがあるが、自動シャッターもある。窓際にあるボタンでウイーンと簡単に上げ下げできる。

バスルームも大きかった。唯一残念だったのは、シャワーの水がガラス板の向こうにまで流れ出てしまうこと。あとは備え付けのタオルの一枚に茶色いシミが付いていたことくらいかな。

 

ホテルチェックイン時に陰性証明書が必要とあったので、フライブルクで検査してから来たのだが、部屋に自分でテストするキットと記入用紙が置いてあった。ここで自分でするということだったのか。

とにかく、無事にミュンヘンに到着し、ホテルも快適そう。

ベッドに入ると秒で眠った私たちであった。

 

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