【PIA-Ausbildung】頑張りすぎて、燃え尽きた。正直ツライです、精神的に。

Ausbildung

最近調子が良くない日が続いていた。体調じゃなくて、精神的に。

集中力がなくて、ほんの小さなことにすっごくイライラする。何もやる気が起きない。

 

第一ゼメスターのテスト後、精神的に疲れ果てているのに、ゼメスターパウゼ的なものがない‥。と書いた。なんとか夏休みまでやり切るしかないと、その後も頑張ったけど、やっぱり休憩なしに走り続けるのはきつかった。

特に実習先テストの心の重荷がすごかった。

1月末に先生から日程を言い渡されてから5月12日試験当日まで、テスト内容であるgezielte Aktivitätを考えては何度も計画・書き起こし、実施した。私は外国人だし、言葉の面でも自信がなかったから練習の数で補おうとした。けど、その計画・書き起こしが複雑ですごく時間がかかる。

3~4か月間、気づけばそのことばかり考えていて、ちっとも心が休まっていなかったのだ。

テスト一週間前の精神状態は、もう悲惨だった。

 

 

外国人だからといって、特別視されることはない。うちのクラスの私を含めた外国人メンバーは‥終わった後みんな落ち込んだ。成績は芳しくなかった。ドイツ語が下手で成績が悪かったとかじゃないのだけど、何というか‥あんなに頑張って練習したのに、言葉の面でハンデがあるのに、努力が成績に反映されなかった虚しさ。

実習先テストは、いくら練習しても当日何が起こるかわからない、状況にフレキシブルに対応しないといけない。それは、外国人の私たちに対してはレベルが高い要求だ。

結果はどうであれ、実習先テストはもう終わった。あとは提出物に対する成績をもらうのみ。

ストレスから解放されたはずなのに、私の心はまだ回復していない。あまりにも長期間、心に重荷を背負っていたからだと思う。

 

 

前回のテストの時、母国語者のクラスメイトがそんなに勉強に時間を割いていないというのは気づいていた。成績もみんながみんなすごくいいわけじゃないのを見て、「こんなもんなんだ。みんなこの成績で満足なんだ‥」と思った。

私はテスト勉強が生活の中心だった。先日の実習先テストを終えるまでも、ずっと。家に帰っても、気付けばそのことを考えていた。

外国人の私たちには、言葉のハンデを埋めるくらいの努力は必要だと思っている。だから自分の時間を惜しんでやった。

でも、みんなは違う。自分の生活を大事にし、出来る範囲で勉強をしている。

おおげさに言えば、「好きな事をやって、時間があったら勉強しよう~」くらいの感じだ。だから、テストの前日に「明日のテスト範囲どこだっけ??」と聞いてきたことも頷ける。

実習先テストの練習も、みんな大してしていない。私は何度も何度もしたのに‥。

彼らからしたら、私がAusbildungのことに注力しすぎて精神的に疲れ果てるなんて、ありえない!という感じだろう。

 

 

同級生を見習って、もっと自分を大切にしようと思った。成績なんて、Ausbildung修了後誰も見ない。精神を壊してしまったら、それこそ自分の終わりだ。心身の健康以上に大切なものはないのだから。

だからすでに他の幾つかの教科でもテストを書き終えたけど、前回と比べて全然勉強していない。

前回みたいに根詰めて勉強する気力がない。それに、勉強したからっていい成績が取れるとは限らない。

もう自分の精神の健康を第一優先にすることにした。無理はしない。

たまにサボってもいい。真面目なのはいいけど、やりすぎはだめだ。人生楽しまないとね‥。

 

私がまじめにやりすぎたせいもあるけど、それを差し置いてもPIA-Ausbildungはハードだ。

学校に行きながら実習先で働き、応用をしないといけない。テスト期間にも仕事はある。消費するエネルギー、抱えるストレスは多い。大前提として、心身ともに健康じゃないといけない。

「PIA、稼げて学べていいよ~!」って、今まではごり押ししていた。でも約一年経験した私は今、全員に対し手放しでおススメとは言えない。

ちなみにうちの職場のドイツ人Bufdiちゃんは、9月からPIAじゃない学校型のAusbildungを始めるらしい。私を見てキツイなーと思ったのだろうか。苦笑

 

ブログを書く気力もないくらい落ち込んでいたけど、書いてみると自分の考えや状況も整理されて、良い発見もあったからよかった。

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