牛乳を飲んでお腹がゴロゴロする人必見!乳糖不耐症の人の救世主「ラクトラーゼ」を一か月試した感想

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私自身、日本にいる時からお腹がゆるめだったのだが、ドイツに来てからそれが増して、ここ3年ほど60パーセントくらいの割合で下痢をしていた。(今思う、どうしてもっと早く対策しなかったんだろう…。)

チーズの乗ったピザや、ヨーグルトドレッシングの入ったユフカを食べると翌日の下痢度が高くなるということに気が付き、それからだんだん自分自身で食べたもの・飲んだものを分析した結果、最近気が付いた。下痢の原因、もしかしたら乳製品かも…!(ガーン)

ドイツではチーズ、牛乳、ヨーグルトやバターなど乳製品の種類が豊富で値段もお手頃、それに美味しい!(ギリシャヨーグルトとかトマトモッツアレラは最高♪)ドイツの食生活で自然と乳製品を口に入れる機会が増えた結果ということか。

乳糖不耐症の人にはそれぞれの得意・不得意分野や度合いがあるようだけど、私は牛乳やヨーグルト、ピザチーズなんかが特にダメみたいだ。

最初は乳製品を避ければいいや、と気楽に構えていた。でも、コーヒーにミルクじゃなく豆乳を入れると何だか不味い。チーズがこんがり焼けたラザニアとか、きのこのクリームパスタとか、食べたくなる時はある。アレルギーじゃないから、どうしても食べたいときは下痢を覚悟で食べていた。でもやっぱり乳製品を美味しく食べれないって残念だなぁ。

そんな中、彼の友人のドイツ人たちと話している時に、彼らの中にも乳糖不耐症の人がちらほらいて、ラクトラーゼというタブレットの話になった。みんな、乳製品を食べる際にそのラクトラーゼを飲んでいるらしい。でも、それって薬じゃないの?と思ったが、薬ではなく栄養補助食品だそう。

ちょっと調べてみた。公式ホームページより翻訳↓

ラクトラーゼはどうやって機能しますか?

ラクトラーゼに含まれる酵素ラクターゼは、ラクトースをその使いやすい成分であるグルコースとガラクトースに分解します。酵素自体は小腸から吸収されることも、生物に影響を与えることもありません。ラクターゼの効果は、もっぱら粥状液で起こります。したがって、(大量の)ラクトラーゼの摂取は無害であり、定期的かつ長期的な摂取でも望ましくない影響を恐れることはありません。したがって、ラクトラーゼは妊娠中の女性、授乳中の女性、子供にも適しています。

ラクトラーゼのラクターゼはどこから来たのですか?

ラクトラーゼに含まれるラクターゼ酵素は、Aspergillus oryzae菌の助けを借りて生成されるため、動物由来ではありません。このきのこは、何十年にもわたって食品酵素の生産に使用されてきました。

ふーん、くらいにしか思わなかったのだが、その後フライブルク大学病院の医師である友人とこの話をしていた時に、彼女が「ラクトラーゼは薬じゃなくて栄養補助食品、成分もホメオパシーのようなものだから気兼ねなく飲んでいいと思うよ。」と言われ、医者である彼女が言うなら試してみてもいいかも!と思い、薬局に行ってみた。

「すみません、乳糖不耐症っぽいんですけど…」

「ああ、それならラクトラーゼね。これを一回につき2つ、食前か食間に飲むといいですよ。」

そういって渡されたのがこちら、ラクトラーゼ14€なり。

スライド式になっていて、中には白くてラムネみたいなタブレットが入っている。これをとりあえず1か月試してみることにした。

朝のコーヒーの前に、バターブレーツェルの前に、チーズフォンデュの前に、ラザニアの前に、きのこのクリームパスタの前に…。

結果、私は下痢をしなくなった。副作用的なものも何も感じない。

私は再び、乳製品を気兼ねなく食べれるようになった!!チャチャーン!

私が乳糖不耐症だと分かってからというもの、うちの彼が乳製品を買うことに積極的ではなくなっていた。私は食べないけど、全然食べていいんだよ!と言っても本人はなんだか気になるらしく、大好きなオーブンチーズも買わなくなっていた。

私がこの問題を乗り越えたので、ふたたび一緒に乳製品を食べることができるようになり、そういった部分でもトライしてよかったと思う。

ラクトラーゼ、全然怖くないから気になっている方はぜひ試してみてほしい。日本の実家の父も、たぶん乳糖不耐症だから次回の一時帰国の際はこれを買っていてあげようと思う。

 

 

 

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