【BFD/No.12】NOと言って!子どもにせがまれても抱っこやおんぶはしなくていい

Bundesfreiwilligendienst(BFD)

これはBFDだけに言えることではなく、子どもと仕事する経験がない人がBFDや実習生として子どもと初めて接する時に頭に入れておいてほしいこと。

子どもたちとの関係性を築くことはとても大切なことで、一緒に遊んであげるのはもちろん大事。

だがここで子どもたちに一線をちゃんとひくのも、とても大事である。

子どもたちは、NOと言わない大人の所に行くもの。だから、一応聞いてみて、NOと言われなければ来るのだ。

 

例えば、幼稚園以上の大きな子どもに『抱っこして~』『おんぶして~』と言われたら、断っていい。

1人にすれば、雪だるま式に子どもが次々とあなたの所に来るだろう。

ドイツの子どもは日本に比べてかなり体格も大きいし、体への負担が心配だ。

 

それに、以前こんなことがあった。

BFDの若い男の子が子どもをおんぶして走ろうとしたら、バランスを崩して前のめりに転び、子どもが頭から落ちたことがあった。幸い子どもはケガはなかったが、あれは本当に危なかった。普段しないから感覚がわからなかったのだろう。

慣れないことは絶対しないこと。それが子どものケガや安全にかかわるならなおさらだ。

 

子どもをおんぶやだっこする、それは私たちの仕事ではない。それを言ってくれる周りの人がいない時もあるので、私はこの場で言いたかった。

それに日本人の私たちは、なかなかNOと言うのが難しいときがある。

でも、ドイツではNOと言わなければ終わりがない。自分を最優先にして、はっきりとNOと言うことが時に自分や相手を守ることを、自分自身も頭に入れておきたい。

 

 

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画像出典:https://thumb.ac-illust.com/d0/d0d35022384cc15edb43fcfb0aab4779_t.jpeg

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