【日記】実習先小学校の『卒業生を送る会』に参加した→4年生との思い出が蘇り、心の中で大号泣だった

日記

7月最後の週に行われた、うちの小学校の卒業生を送る会は、終業式を兼ねたものだった。

Aulaと呼ばれる、体育館のような場所に全校生徒が集まると、校長先生の司会で式は始まった。

深いつながりがあった、4年b組が歌ったお別れの歌が、特に私の心に響いたのだった。

個人的に、ドイツの歌は好まないのだけど、その歌は私的ドイツの好きな歌ナンバーワンとなった。かわいい子どもたちが歌っていたからかもだけど。

 

私がドイツの歌を気に入るのは本当に本当に稀な事なので(笑)ここで歌詞を少し紹介しちゃう!

タイトル:Alte Schule, altes Haus

Alte Schule, altes HausDu siehst heute anders ausUnd ich geh zum letzten Mal durch deine TürNeue Schule, neues GlückUnd es führt kein Weg zurückAlte Schule, altes Haus ich danke dir
Ich stand hier am ersten SchultagMit der Tüte in der HandSah mich um, in deinem RäumenRiesengroß und unbekannt
Lernte Rechnen, Lesen, SchreibenHab gesungen und gespieltUnd mich bald in deinen MauernRichtig Wohl gefühlt…
(日本語訳)
古い学校、古い家
今日の君は何だか違って見えるね
そして私が君のドアを通るのはこれが最後
新しい学校、新しい幸運
そして後戻りはできない
古い学校、古い家、ありがとう
初登校日、私はここに立っていた
バッグを手にしたまま
私は部屋の中で周りを見渡した
巨大で未知な
算数、読み書きを学んだね
歌ったり遊んだりもした
そしてすぐに私は君の壁の中でとても幸せを感じたよ
興味がある方はこちらからメロディを聴けます↓
担任の先生、選曲&アコギの伴奏ナイスでした!!!
唄っている時の子どもたちの表情はとても嬉しそうで、誇らしそうだった。お別れの曲だけど、暗くなく、明るいクラスの子どもたちの雰囲気に合ってて素敵だった。
この4年生たちは、私が働き始めた頃に1年生だった子たちで、私はその成長過程を見守ってきた。BFD時代に自分の担当クラスに余裕があるとき、この子たちのクラスは人数が大変多かったのでヘルプで行くようになってから、ものすごく私に懐いてくれた。
Ausbildungを始めて1年生担当になってからは、なかなか彼らのクラスに行くことはできなかったけど、彼らと築いた関係に助けられた場面がたくさんあった。例えば実習先試験。
通常自分の担当のクラスの子どもと試験をするところ、私の場合は色々な事情でそれが難しく、彼らと一緒に試験した。
私があまりにも毎回彼らと廊下で会うたびにハグをするので、それを見かねたうちのクラスの子どもが「何であの子どもたちカピバラのことこんなに好きなの?僕たちの先生なのに!」と言っててかわいかった‥。
彼らが3年生になり、少し小生意気になってきた頃、私は彼らを叱らなければならない場面があった。そこで厳しく言えたのは、この信頼関係があるからだ。他の教諭は見て見ぬふりをしていた。
そして何よりも誇らしかったのが、彼らの中でも特に私に懐いてくれていた2人が、学級委員として表彰され、Streitschrichterというケンカ仲裁係をしたことで表彰され、他にも色々と‥
最後に式が終わる頃には両手いっぱいの表彰状を持っていたこと。その誇らしい顔ったらない。
彼らは、ドイツで新しい道を歩み始めた私にたくさんの勇気と喜びをくれた子たち。生徒を特別などと区別をするのは良くないけれど、私の中では特別な思い出がある子たちだ。
彼らたちと築いたような深い関係を、今後また築くことが出来るのだろうか。
きっと出来ると信じよう。彼らが私に「この道で正しい」と教えてくれたように。
というわけで、色々な思い出がポッと出ては消え、出ては消え‥
彼らが歌っている間はもう、涙をこらえるので精いっぱいだった‥!
この仕事に卒業=別れは付き物で、良いクラスとの出会いがあれば、それはより辛くなる。でもそれはとても素敵なことだ。たくさんいい思い出があるということだから‥。
9月からの、彼らの新しい学校生活に桜咲け!(秋だけど‥笑)
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