ブルガリアのお土産で、ダマスクローズの香りの虜になる

日記

今日は、久しぶりに友人のカタリーナに会った。彼女は年末年始にブルガリアに帰省していて、その際に買ってきてくれたお土産をいただいた。

袋を開いた瞬間、ものすごく強いバラの香りが広がる。バラの香りは、以前こそババ臭くて趣味じゃないな、とか思っていた。けどこのブルガリア産ダマスクローズの香りは、本物の花をかいでいるようなフレッシュさがある。うまく表現できないのだけど…いつまでもかいでいたいと思う、素晴らしい香りだった。中毒性すらある。

私の知っているバラの香りは何だったんだろうと思う、全く別物と言っていいくらいのものだった。あと、素人にもはっきりわかるほど高品質。

気になったのでインターネットで調べてみたら、このBulgarian Rose KARLOVOというお店はブルガリアのバラ製品を扱う数々のお店の中ではトップクラスで、もともと国営企業として設営され、今は民営化した。高品質製品を扱うお店で、政府が外国の要人に贈るローズオイルはこの会社の製品だそう。

特に私のお気に入りは、この可愛らしい石鹸。ハンドメイドで花弁一つ一つ手作りされたこの石鹸から放たれるダマスクローズの香りがもう、強くて強くて、ビニールで包装してあるのがウソかと思うくらいに香りが強い。

その香りのかぐわしさが、尊すぎる。この香りをもっと適切に表現したいのだけど、語彙が無さ過ぎて無理だった。彼に代弁してもらおうと、石鹸をかがせて感想を聞いてみると…

「昔おばあちゃんがお風呂で使ってた石鹸のにおいがする。」

ダメだこりゃ。もっと繊細な嗅覚の持ち主はいないのか。

私も昔はバラの香りはババ臭いと思ってたけど、これはなんかさー、全然違うじゃん!!と言うと彼がニヤニヤして、「じゃあ歳を取ったってことなんじゃないの…フフ」と言った。

え、そういうこと?

この可愛らしい木彫りのブルガリア民族衣装をまとった人形ちゃん。めちゃめちゃかわいい。男の子も頭にバラを付けているんだなぁ。

スポッと脚の部分が開くようになっていて、中にバラの香水が入っている。

嬉しかったのが、このカルロボ社オリジナルローズリップバーム。

添加物とか一切ナシ!と、ピュアさがこの真っ白な色に現れているよう。唇の温度でじわっと溶けて潤う。私の唇はかなり敏感肌で、何でも合うわけじゃないけど、このローズリップバームは良い感じだ。

バラの石鹸の香りが素敵すぎて、もう100回くらいはクンクンかいでいる。すっかりダマスクローズ中毒になってしまったらしい。

こんな素敵なものがブルガリアにはあるのかと、ひそかにブルガリア熱が上がっている。カタリーナに見せてもらった登山の写真もすごかった。標高2000メートルの山頂は、氷しかない世界、まさにデイアフタートゥモローだった。自然のダイナミックさが半端じゃない。空気もとても綺麗そうだった。

さらに美味しいご飯があるのだから、いつかは必ず訪れてみたい。

 

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